2020.3.15
横浜市民ギャラリーコレクション展2020「うつし、描かれた港と水辺」の魅力をお届けするブログも最終回の第15回となりました。
本日までご覧いただき、ありがとうございます
最終回では、出品作家の西村建子氏・林敬二氏のインタビューをご紹介します。
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■作家インタビュー1 西村建子氏
西村建子氏(2019年12月23日 横浜市民ギャラリーにて)
西村建子氏は1940年、栃木県生まれ。会社員の傍ら写真を撮るようになり、写真家の浜口タカシ氏(1931‐2018)が主宰する日本写真映像学院で学び、その後浜口氏の事務所を手伝いながら撮影を続けてきました。「大好き」と語る横浜を中心に写真を発表しています。インタビューでは1980年代におこなった中国残留孤児の撮影の話や、写真への思いをお話ししていただきました。
※インタビュー動画はこちらからご覧いただけます。
西村建子《横浜港》1988年 カラー・プリント 36.5×54.5cm
■作家インタビュー2 林敬二氏
林敬二氏(2020年1月8日 林敬二氏アトリエにて)
林敬二氏は1933年、横浜市生まれ。東京藝術大学卒業。横浜の港の空気を感じながら育った林氏は藝大の助手時代にイタリアに留学、その後豊かな色彩のもと人物と抽象性の高い表現を組み合わせる共通点を持ちながらも画風を幾度も変遷させ、一貫して浮遊感を感じさせる作品を発表してきました。インタビューの中では《横浜港》の制作背景や作品に通底する要素を語ってくださっています。
※インタビュー動画はこちらからご覧いただけます。
林敬二《横浜港》1988年 油彩、キャンバス 91.0×116.0cm
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■トピックス ― インタビューアーカイブ
横浜市民ギャラリーでは、2014年度より企画展にあわせ当館にゆかりのある方々のインタビューをおこなっています。
貴重なお話をお楽しみください。→インタビューアーカイブ
コレクション展は来年も3月に開催予定です。