1日で気軽に参加できるシルクスクリーンプリントの講座を5月12日に開催しました。
シルクスクリーンとは、版画の技法のひとつ。
今回の講師やまさき薫さんが、お家でもできる方法を教えてくださいました。
布バッグかバンダナどちらか好きなほうを各自選んで生地にプリントします。
どんなものが出来るのか、やまさきさんの作品を見ながら短いレクチャーを受けてすぐに作業が始まりました。
「今回は透明インクを使うので色を重ねると効果がでます。1版目はあまり計算せずに、まず作ってみましょう!」と話があり紙を切り抜いて型紙を作ります。
細かな点や線はシールを生地に直接貼り付ければインクはつきません。
紙の切り抜きができたら刷りの準備です。
プリントする生地の上に切り抜いた紙やシールを付けてセットします。その上にスクリーンを張った枠を乗せます。
枠の上から見てセットした紙より外側にはインクを通さないようにマスキングテープを貼ります。
刷る人から見て画面上にインクを置きます。
スクイージー(持ち手が付いたまっすぐなゴム製の板)をメッシュに押し当てながらインクを手前に引きます。
スクリーンを張った枠をはずして。
紙を取り除くと
プリントされています!
1版目が終わるとみなさん仕組みが分かって2版目はどんどん進んでいました。
2版刷って色が重なった部分は、今回用意したインクにはない色に仕上がります。
シルクスクリーンプリントのシルクはどこに使われているのか?というと
枠に張ったスクリーンの部分に使っています。
今回の講座に参加していただいた方は方法が分かったので、画材屋などで材料をそろえればお家でも挑戦できそうです。
自由に紙を切ったり重なりを考えたりして作品づくりを楽しんでいただけたようです。
みなさんステキなバッグやバンダナが出来たので、ほかの方の作品も見て回ってなごやかな雰囲気で講座は終了しました。