ピンホールカメラ(カメラオブスキュラ)を取り入れたプロジェクトを展開している、アーティストの細淵太麻紀さんを講師に迎え、小さな箱を使ったピンホールカメラの制作・撮影・現像までを1日で体験しました!
このブログでは、2回に渡り開催されたワークショップの様子をレポートします。
講師の細淵さん(中央)
ピンホールカメラ(カメラオブスキュラ)を取り入れたプロジェクトを展開している、アーティストの細淵太麻紀さんを講師に迎え、小さな箱を使ったピンホールカメラの制作・撮影・現像までを1日で体験しました!
このブログでは、2回に渡り開催されたワークショップの様子をレポートします。
講師の細淵さん(中央)
彫刻家の松本隆さんを講師に迎えて「人体を描く―クロッキーとデッサン」を開催しました。
初回:1月16日
始めに松本さんが鉛筆や木炭の使い方のレクチャーをして、すぐに女性モデルのクロッキーがはじまりました。クロッキーをしている最中も松本さんのアドバイスがありました。
腰骨の左右どちらが上がっているか見ます。どちらの足に重心が置かれているのかも重要です。
モデルを見て感じることを描くとよいそうです。
2回目:1月23日
この日は女性モデルのデッサンです。
始めに5分ポーズを4種類描いて、その中から多数決で固定ポーズを決めます。
画面に対して、頭は入りきらなくても足は入るようにすると絵が安定します。
3回目:1月30日
男性モデルのデッサンです。
前回と同じように4種類のポーズを描いて多数決で固定ポーズを決めます。
男性のモデルは骨格や筋肉の付き方が女性とは違います。ゴツゴツしているなど、モデルを見て感じたことを描く時に意識します。
ポーズの間の休息時間に、松本さんが過去に描いたクロッキーやデッサンを見せてくだいました。
4回目:2月6日
最終日は、女性モデルの固定ポーズ4回を描きます。
この日の後半は、皆さんの絵を並べて講評しました。
身体の重心を考えて描いた、しっかりしたデッサンが並びました。
画家の石田淳一さんを講師に迎えて「巨匠の素描に触れて学ぶ」を開催しました。
この講座では、巨匠の素描を模写して3次元の表現を学びます。
初回:11月29日
始めに素描のトレーニングとして、あらかじめ印刷されている円に鉛筆で陰影をつけて球体を描きます。
塗るのではなく線を1本ずつ重ねて描き、物の立体感を出します。
1つ目の円が描けたら、2つ目の円に陰影をつけます。今度は球体の丸みに沿ってカーブ線を重ねていきます。そこにハイライトをいれるとさらに球体らしさがでます。
2回目:12月6日
いよいよレオナルド・ダ・ビンチやミケランジェロといった巨匠の素描を模写します。
巨匠の素描のアウトラインをスケッチブックに転写します。
巨匠の素描を印刷した紙の裏側を2Bの鉛筆で塗りつぶします。
塗りつぶし終わったら、スケッチブックに塗りつぶした面を下にして乗せます。
輪郭線を芯の硬いHの鉛筆でなぞるとスケッチブックに転写されます。
転写されたアウトラインをガイドに、コピーを見ながら素描の陰影を鉛筆で描きます。
3回目:12月13日
引き続き模写をします。
巨匠の素描の線を1本たがわず写そうとするのでなく、巨匠が描いた時の気持ちになって描いてみると良いそうです。
4回目:12月20日
同じ模写を続けてもよいし、新しい模写に移ってもよし、それぞれのペースで1枚の模写にじっくり取り組みました。
最後にみなさんの模写をお互いに見て回りました。
ただ立体感を出そうとするだけでなく「筋肉の動きを表そうとしている」、「女性らしい柔らかな表現」など考えて線を引き、いきいきとした模写ができたと思います。
Feburary '23
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