「お休み中の展示室に花を咲かせよう!」中間レポート

2020.5.26

5月14日に始まったWEB企画「お休み中の展示室に花を咲かせよう!」。
ツイッター、フェイスブックで募集のお知らせを始めてから、たくさんの方にリツートやシェアをしていただき、またラジオでご紹介いただいたりと、みなさん本当にありがとうございます!企画を始める前は「応募してくださる方はいるのだろうか…」と弱気でしたが、毎日お花が届くたび、皆さんの温かい心を受け取っていることを実感しています。

これまでに13日間で約70点のお花をお送りいただき、初めは何にもない真っ白な空間だった休館中の展示室が、日に日に明るさを増しています。横浜の方はもちろん、県内外や海外にお住まいの方からもご応募いただいています。リピートしてご参加してくださる方、ご家族でご参加くださる方もたくさんいらっしゃり、それぞれにお楽しみいただけているようで嬉しいです!


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これまでの展示室の経過をご報告。


からっぽの展示室。横浜市民ギャラリーは展示室が4フロアありますが、今回は天井の高いB1展示室にみなさんの作品を飾っています。


【1日目】スタッフとその家族の作品からスタート。どんな作品が届くかな…? ワクワク!


【3日目】募集情報を見てお花を送ってくださる方が少しずつ増えてきました。最初が肝心、トップバッターのみなさんに感謝!


【6日目】明るい雰囲気になってきました。点数が増えるほどバラエティも豊かに。


【12日目】立派なお花畑に成長中。見ていると元気が出てきます。まだまだ広がれ~!



みなさんが送ってくださった作品は随時展示しています。現在1~3日に1回のペースです。

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担当も自宅にあった和紙を使ってお花をつくり参加しました。普段は家で何かをつくることはありませんが、やってみると自分の心にお花が咲いたように、意外なほど何だか清々しくいい気持ちになりました!お花っていいものですね。

この企画は、「こんな時期にこそ美術を通じて人と人がつながり、明るい気持ちが生まれたらいいな」という思いをこめてスタートしました。この機会に時間をかけて作品をつくってみるもよし、おうち時間の息抜きに気軽に参加するもよし!それぞれのスタイルでぜひ参加してみてください。たくさんのご応募をお待ちしています!



【作品募集】お休み中の展示室に花を咲かせよう!

2020.5.14


おうちで過ごすみなさんへ!お花の絵や工作を、撮影して送ってください!


多くの学校や幼稚園、保育園ではお休みが続き、子どもも大人も家で過ごす時間が長くなっていますが、みなさんは家で絵を描いたり、何かをつくったりしていますか?横浜市民ギャラリーは3月から臨時休館しており、普段はたくさんの美術作品でにぎやかな展示室も、とても静かな日々です。
そこで今回、みなさんが描いたお花の絵や工作を撮影した写真を大募集します!届いた写真を展示室にかざり、お花が咲いてどんどん増えていく様子をSNSでお伝えしたいと思います。
子どもから大人まで、どなたでもお気軽にご参加ください。みんなの力が集まって元気がいっぱい生まれてきますように!たくさんのご応募をお待ちしています。


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-今は真っ白な展示室を、みんなのお花でいっぱいにしましょう!
-元気が出るすてきなお花をお待ちしています。


*美術を通じて少しでも楽しさをお届けしたいと、本企画をスタートすることにしました。当館では現在、臨時休館にともない出勤スタッフを最少人数としており、対応にお時間をいただく場合があるかもしれませんが、どうぞご了承ください。


■募集概要————–

[対象]
子どもから大人までどなたでも ※お住まいはどこでもOK!


[募集するもの]
自分で描いたお花の絵や工作を撮影した画像データ(2MB以内。縦横自由)
*絵具、クレヨン、カラーペン、色紙など、色がはっきりとした素材で制作してください。
*作品のみが写るようにし、お花をなるべく大きく撮影してください(スマートフォン等での撮影推奨)
1家庭につき、1日画像1点まで(期間中、何日でも応募可)。個人制作でも合作でもOK!


[応募方法]
メールに画像を添付し、以下の宛先までお送りください。
【宛先】 ws-ycag★yaf.or.jp  ★を@に置き換えてください。
【メールのタイトル】「お花応募」
【記入事項(任意)】 メール本文に任意で以下をご記入ください(作品とともに紹介させていただくことがあります)。
(1)名前(ペンネーム可) (2)年齢 (3)お住まいの市区町村
*受付の返信や展示には数日かかる場合があります。


[応募締切]
2020年6月10日(水)
*応募状況や今後の新型コロナウィルス感染症拡大状況などにより、締切日を変更する場合があります。


■展示室の様子の配信 —————–
募集期間中、当館ツイッター、フェイスブックで、展示室の様子を順次配信します。
ぜひこの機会にフォローしてください!
@ycag1964
[twitter] https://twitter.com/ycag1964
[facebook] https://www.facebook.com/ycag1964/

*当館は臨時休館中のため、展示の様子を実際にご覧いただくことはできません。



ハマキッズ・アートクラブ「粘土をつくろう」開催レポート

2020.3.27

2020年2月16日


ハマキッズ・アートクラブ「粘土をつくろう」を開催しました。

講師は造形作家の大竹美佳さんです。

この講座ではまず始めにみんなでカラフルな紙粘土をつくりました。

紙粘土の材料は何とトイレットペーパー!長―くひっぱってちぎります。

テーブルいっぱいにたまったら、トイレットペーパーをちぎって細かくします。

水で湿らせたトイレットペーパーに糊を混ぜます。手の平に糊がのるとヒンヤリ冷たい!

混ぜたり、叩いたりするとだんだん粘土っぽくなってきます。

どんどん練って柔らかくなったら絵具を混ぜます。

きれいな色付き紙粘土の完成です!

各テーブルで違う色の紙粘土をつくったので、5色できました。

みんなでつくった紙粘土を使ってあそびました。

完成品は乾燥するとしっかり固まります。よく練って紙粘土をつくるのは少し大変だったけど、みんなで楽しくできました!

ハマキッズ・アートクラブ「スチロールアート」開催レポート

2020.3.22

2020年1月19日


ハマキッズ・アートクラブ「スチロールアート」を開催しました。

講師は造形作家の川﨑和美さんです。

スチロールを切って貼って、好きなものをつくります。

まず始めに、スチロールカッターでスチロールを切る練習をします。

川﨑さんからつくり方のポイントを聞いて、どんなものをつくるのか考えます。

スチロールを切り抜いてパーツをつくります。

さっき練習したので、みんな上手にスチロールカッターが使えるようになりました。

パーツが出来たら、接着剤でつけて組み立てます。

仕上げに絵具で色を塗ります。

スチロールを自由に切り抜いた形に気に入った色を付けて、素敵な作品が出来ました!

大人のためのアトリエ講座「人体を描く―クロッキーとデッサン」開催レポート

2020.3.18

彫刻家の松本隆さんを講師に迎えて「人体を描く―クロッキーとデッサン」を開催しました。


初回:1月16日

始めに松本さんが鉛筆や木炭の使い方のレクチャーをして、すぐに女性モデルのクロッキーがはじまりました。クロッキーをしている最中も松本さんのアドバイスがありました。

腰骨の左右どちらが上がっているか見ます。どちらの足に重心が置かれているのかも重要です。

モデルを見て感じることを描くとよいそうです。

2回目:1月23日

この日は女性モデルのデッサンです。

始めに5分ポーズを4種類描いて、その中から多数決で固定ポーズを決めます。

画面に対して、頭は入りきらなくても足は入るようにすると絵が安定します。

3回目:1月30日

男性モデルのデッサンです。

前回と同じように4種類のポーズを描いて多数決で固定ポーズを決めます。

男性のモデルは骨格や筋肉の付き方が女性とは違います。ゴツゴツしているなど、モデルを見て感じたことを描く時に意識します。

ポーズの間の休息時間に、松本さんが過去に描いたクロッキーやデッサンを見せてくだいました。

4回目:2月6日

最終日は、女性モデルの固定ポーズ4回を描きます。

この日の後半は、皆さんの絵を並べて講評しました。

身体の重心を考えて描いた、しっかりしたデッサンが並びました。

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