2020.5.14
おうちで過ごすみなさんへ!お花の絵や工作を、撮影して送ってください!
多くの学校や幼稚園、保育園ではお休みが続き、子どもも大人も家で過ごす時間が長くなっていますが、みなさんは家で絵を描いたり、何かをつくったりしていますか?横浜市民ギャラリーは3月から臨時休館しており、普段はたくさんの美術作品でにぎやかな展示室も、とても静かな日々です。
そこで今回、みなさんが描いたお花の絵や工作を撮影した写真を大募集します!届いた写真を展示室にかざり、お花が咲いてどんどん増えていく様子をSNSでお伝えしたいと思います。
子どもから大人まで、どなたでもお気軽にご参加ください。みんなの力が集まって元気がいっぱい生まれてきますように!たくさんのご応募をお待ちしています。
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-今は真っ白な展示室を、みんなのお花でいっぱいにしましょう!
-元気が出るすてきなお花をお待ちしています。
*美術を通じて少しでも楽しさをお届けしたいと、本企画をスタートすることにしました。当館では現在、臨時休館にともない出勤スタッフを最少人数としており、対応にお時間をいただく場合があるかもしれませんが、どうぞご了承ください。
■募集概要————–
[対象]
子どもから大人までどなたでも ※お住まいはどこでもOK!
[募集するもの]
自分で描いたお花の絵や工作を撮影した画像データ(2MB以内。縦横自由)
*絵具、クレヨン、カラーペン、色紙など、色がはっきりとした素材で制作してください。
*作品のみが写るようにし、お花をなるべく大きく撮影してください(スマートフォン等での撮影推奨)
*1家庭につき、1日画像1点まで(期間中、何日でも応募可)。個人制作でも合作でもOK!
[応募方法]
メールに画像を添付し、以下の宛先までお送りください。
【宛先】 ws-ycag★yaf.or.jp ★を@に置き換えてください。
【メールのタイトル】「お花応募」
【記入事項(任意)】 メール本文に任意で以下をご記入ください(作品とともに紹介させていただくことがあります)。
(1)名前(ペンネーム可) (2)年齢 (3)お住まいの市区町村
*受付の返信や展示には数日かかる場合があります。
[応募締切]
2020年6月10日(水)
*応募状況や今後の新型コロナウィルス感染症拡大状況などにより、締切日を変更する場合があります。
■展示室の様子の配信 —————–
募集期間中、当館ツイッター、フェイスブックで、展示室の様子を順次配信します。
ぜひこの機会にフォローしてください!
@ycag1964
[twitter] https://twitter.com/ycag1964
[facebook] https://www.facebook.com/ycag1964/
*当館は臨時休館中のため、展示の様子を実際にご覧いただくことはできません。
2020.3.27
2020年2月16日
ハマキッズ・アートクラブ「粘土をつくろう」を開催しました。
講師は造形作家の大竹美佳さんです。
この講座ではまず始めにみんなでカラフルな紙粘土をつくりました。
紙粘土の材料は何とトイレットペーパー!長―くひっぱってちぎります。
テーブルいっぱいにたまったら、トイレットペーパーをちぎって細かくします。
水で湿らせたトイレットペーパーに糊を混ぜます。手の平に糊がのるとヒンヤリ冷たい!
混ぜたり、叩いたりするとだんだん粘土っぽくなってきます。
どんどん練って柔らかくなったら絵具を混ぜます。
きれいな色付き紙粘土の完成です!
各テーブルで違う色の紙粘土をつくったので、5色できました。
みんなでつくった紙粘土を使ってあそびました。
完成品は乾燥するとしっかり固まります。よく練って紙粘土をつくるのは少し大変だったけど、みんなで楽しくできました!
2020.3.22
2020年1月19日
ハマキッズ・アートクラブ「スチロールアート」を開催しました。
講師は造形作家の川﨑和美さんです。
スチロールを切って貼って、好きなものをつくります。
まず始めに、スチロールカッターでスチロールを切る練習をします。
川﨑さんからつくり方のポイントを聞いて、どんなものをつくるのか考えます。
スチロールを切り抜いてパーツをつくります。
さっき練習したので、みんな上手にスチロールカッターが使えるようになりました。
パーツが出来たら、接着剤でつけて組み立てます。
仕上げに絵具で色を塗ります。
スチロールを自由に切り抜いた形に気に入った色を付けて、素敵な作品が出来ました!
2020.3.18
彫刻家の松本隆さんを講師に迎えて「人体を描く―クロッキーとデッサン」を開催しました。
初回:1月16日
始めに松本さんが鉛筆や木炭の使い方のレクチャーをして、すぐに女性モデルのクロッキーがはじまりました。クロッキーをしている最中も松本さんのアドバイスがありました。
腰骨の左右どちらが上がっているか見ます。どちらの足に重心が置かれているのかも重要です。
モデルを見て感じることを描くとよいそうです。
2回目:1月23日
この日は女性モデルのデッサンです。
始めに5分ポーズを4種類描いて、その中から多数決で固定ポーズを決めます。
画面に対して、頭は入りきらなくても足は入るようにすると絵が安定します。
3回目:1月30日
男性モデルのデッサンです。
前回と同じように4種類のポーズを描いて多数決で固定ポーズを決めます。
男性のモデルは骨格や筋肉の付き方が女性とは違います。ゴツゴツしているなど、モデルを見て感じたことを描く時に意識します。
ポーズの間の休息時間に、松本さんが過去に描いたクロッキーやデッサンを見せてくだいました。
4回目:2月6日
最終日は、女性モデルの固定ポーズ4回を描きます。
この日の後半は、皆さんの絵を並べて講評しました。
身体の重心を考えて描いた、しっかりしたデッサンが並びました。
2020.3.15
横浜市民ギャラリーコレクション展2020「うつし、描かれた港と水辺」の魅力をお届けするブログも最終回の第15回となりました。
本日までご覧いただき、ありがとうございます
最終回では、出品作家の西村建子氏・林敬二氏のインタビューをご紹介します。
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■作家インタビュー1 西村建子氏
西村建子氏(2019年12月23日 横浜市民ギャラリーにて)
西村建子氏は1940年、栃木県生まれ。会社員の傍ら写真を撮るようになり、写真家の浜口タカシ氏(1931‐2018)が主宰する日本写真映像学院で学び、その後浜口氏の事務所を手伝いながら撮影を続けてきました。「大好き」と語る横浜を中心に写真を発表しています。インタビューでは1980年代におこなった中国残留孤児の撮影の話や、写真への思いをお話ししていただきました。
※インタビュー動画はこちらからご覧いただけます。
西村建子《横浜港》1988年 カラー・プリント 36.5×54.5cm
■作家インタビュー2 林敬二氏
林敬二氏(2020年1月8日 林敬二氏アトリエにて)
林敬二氏は1933年、横浜市生まれ。東京藝術大学卒業。横浜の港の空気を感じながら育った林氏は藝大の助手時代にイタリアに留学、その後豊かな色彩のもと人物と抽象性の高い表現を組み合わせる共通点を持ちながらも画風を幾度も変遷させ、一貫して浮遊感を感じさせる作品を発表してきました。インタビューの中では《横浜港》の制作背景や作品に通底する要素を語ってくださっています。
※インタビュー動画はこちらからご覧いただけます。
林敬二《横浜港》1988年 油彩、キャンバス 91.0×116.0cm
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■トピックス ― インタビューアーカイブ
横浜市民ギャラリーでは、2014年度より企画展にあわせ当館にゆかりのある方々のインタビューをおこなっています。
貴重なお話をお楽しみください。→インタビューアーカイブ
コレクション展は来年も3月に開催予定です。
今年度会場で配布予定でした小冊子もご希望の方にお分けできますので、事務室でお声かけください(2020年3月31日(火)までは閉館です)。