2018.12.22
舞踊史研究者でダンサー、振付・演出家の市瀬陽子さんを講師に迎えて「絵画とダンスのワークショップ 絵画に描かれたダンスと音楽~印象派の舞踏会〈ワルツ〉」が開催されました。
始めはレクチャーを受けました。
スライドでダンスの場面が描かれた絵画を見ながら、宮廷での舞踏会の様子やマナー、ドレスの流行の移り変わり、日本にダンスが伝わってきた頃の様子などの話を聞きました。
絵画に描き残されたダンスを鑑賞した後は、いよいよ身体を使って体験です。
始めは基本のステップです。
なれてきたら2人でお互いの動きや力を使って動いてみます。
男性役の人のリードで女性役の人がくるっと回ります。ちょっと難くなってきましたが、
音楽にのってみなさん楽しそうです。
特別ゲストでギター演奏家の竹内太郎さんが来てくださいました。現代のアコースティックギターより小さい19世紀のギターは、宮廷で女性が弾いていたそうで素敵な細工が施されています。小さい楽器なのでやさしくここちよい音色です。
最後は竹内さんの生演奏で、なごやかで楽しい雰囲気で踊りました。
レクチャーを始めに受けていたことで、絵画に描かれている場面がどのような雰囲気だったか想像しながら踊ることができました。