2024.5.4
講師に画家の清野晃代さんを迎え、着物姿の人物のさまざまなポーズを描く《大人のためのアトリエ講座「和の装いを描く」》を開催しました。(講座期間:2024年1/18 (木)~2/15(木)、全4回)
和装のモデルを観察し、人体のとらえ方や立体感の表現を学ぶ本講座。短時間で描く「クロッキー」と、じっくり時間をかけて描く「デッサン」の両方の基礎を学びました。クロッキーでは体の動きを観察し、人体の特徴を掴むことを目指し制作。扇を掲げたり、和傘を広げたりといった着物のモデルならではの魅力的なポーズを、みなさん楽しそうに描写している様子でした。
デッサンでは時間をかけて観察し、体の形に沿って変化する着物の皺などの細部を描くことで、人物の自然な立体感を表現することを目指しました。
本講座では講評会を2回実施し、講師の清野さんから一人ひとりにアドバイスをいただきました。丁寧なアドバイスを受けて、自分のよい所も、もっと伸ばせるところも発見できたようです。みなさん自分の講評だけではなく、他の人の講評も真剣に聞いていました。
講座終了後に「とても楽しかった」と感想を伝えて下さる方もいらっしゃいました。”和の装い”を描くことで、新鮮に人体を観察し、作品作りを楽しんでいただけたのではないでしょうか。ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました!