講師に横田佳子さんをお招きし、「親が知っておきたい ~紙あそび・お絵かきあそび~」講座を6月15日(木)に開催しました。
講座の様子をレポートします!
この講座は一見すると子ども向けワークショップのように見えますが、今回の受講生は”保護者のみなさま”。
お子さんと一緒に実際に遊びながら、家でできる紙あそびやお絵かきの楽しみ方などを、保護者のみなさまに体験していただきました。
講師の横田さんは、芸術文化施設で教育普及の専門家として18年勤務し、現在は「親子のおえかきひろば」を主催。
子どもたちを対象とした「つくること・描くこと」を楽しむワークショップを開催しています。
優しく語りかけるようなお話に、子どもたちも保護者のみなさまも緊張がほぐれていくようでした。
まずは紙遊びからスタート!
折り紙を、ビリビリとやぶります。
初めは戸惑っていたお子さんも、だんだんと夢中になって手を動かして、なんだかとっても楽しそう…!
横田さんが「紙をやぶるとき、子どもたちは非常に繊細な指先の使い方をしているんですよ」と保護者のみなさまにお話ししていました。
子どもたちは遊びの中で、いろいろな力を身につけているのですね。
やぶったものを丸めたり、ねじったり…
「形を変えることで、ドーナツに見立てたり、子どもたちが新しい発見をしてくれますよ」と横田さん。
子どもたちはやぶった紙をお皿に乗せたり、紙袋に入れて運んだり、プレゼントしたり…とさまざまな遊び方を楽しんでいました。
新聞紙や梱包材などの大きな紙を割いて、その紙を投げてみると…ヒラヒラと落ちてくる紙に、子どもたちも大はしゃぎ!
保護者のみなさまも、紙を使って色々な遊び方ができることに驚きながら、一緒に楽しんでいる様子でした。
散らばった紙をお片付けする遊びも紹介してくださいました。
ビニール袋を子どもたちに渡して、袋の中に紙を集めていきます。袋に目や口のシールを貼り付けて、紙紐をセロテープで付けると…お散歩して遊べます!
楽しくお片付けを学ぶことができる、素敵な遊び方ですね。
次はクレヨンで描く遊びです。こんなに大きな紙に絵を描くことは、もしかしたら初めてかも…!?
クレヨンの硬さによって、描きやすさの違いも教えてくださいました。
今回使ったクレヨンはキットパスです。安全な素材で作られた、描き心地が柔らかいクレヨンです。
クレヨンの後は、シール遊び。事務用の丸シールを貼っていきます。
最後は絵の具遊び。
今回は水彩絵の具(アクリルガッシュ)を水で7倍に薄めて使っています。
親子で一緒に楽しく遊ぶ様子が印象的な、笑い声の絶えない講座でした。
保護者のみなさまも、お子さんと一緒にお家で遊ぶ際のヒントを見つけてくださったのではないでしょうか。
ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!