2019.11.16
2019年11月3日
ハマキッズ・アートクラブ「バイオリンをつくろう」を開催しました。
講師は、NHK交響楽団バイオリン次席奏者の三又治彦さん。小学4年生から6年生のみなさんが参加しました。
初めに、各自のテーブルに配られている材料の名前を覚えながらパーツの確認をしました。
バイオリン本体の表板にネジでネックを取り付けます。
表板の下側にサドル(弦が当たる部分)をボンドで接着します。
次に裏板に側板をボンドで接着して、箱状に組み立てます。
出来た箱の真ん中に魂柱(表板と裏板をつなぐ柱)を立てます。
本体の箱に表板をボンドで接着すると、いよいよバイオリンらしくなってきました。
バイオリン本体のボンドが乾くまでの間に弓を作ります。
細い棒の両端に本物の馬のしっぽの毛を輪ゴムで付けます。細かい作業で苦戦する人もいました。
弓に張った馬の毛に松脂を塗ると不思議なことに音がよく出るようになります。
試して音が出るとテンションがあがりました。
バイオリンの絃は4本ですが、今回張るのは2本。
ネックの糸巻きの下に上こまをボンドで接着します。
本体に弦を張って中間のこまを立てると完成です。
2時間30分間でバイオリンを完成させるために、三又さんの話をよく聞いてひとつひとつの作業に真剣に取り組みました。そして、自分で楽器をつくるという良い体験ができたようです。
最後にみんなでバイオリンの弾き方を習って講座終了です!