「はっぱでつくろう すてきな生き物たち」開催レポート

2016.1.27

11月28日、デザイナーでアーティストの栗林孝之さんを講師にお迎えして「はっぱでつくろう すてきな生き物たち」を開催しました。
栗林さんのお話
当日、会場に集まったのは小学1~3年生の子どもたち。
栗林さんの作品
まず初めに、講師の栗林さんの作品を鑑賞します。
グラフィック・デザイナーとして活躍する栗林さんは、自然環境の大切さを伝えるために2008年から枯葉や捨てられてしまうものから生き物をつくる活動を始めたそうです。
普段は愛犬のお散歩をしながら、はっぱを拾い集めては作品の構想を練っているそう。
栗林さんの作品鑑賞
動物や昆虫など、楽しい生き物たちに子どもたちの目が輝いています。
イメージスケッチ
鑑賞した後は、白い紙を前に、どんな生き物をつくるか考えてスケッチします。
家で飼っているペットや、大好きな昆虫など、それぞれのテーマが決まりました。
はっぱえらび
次はいよいよはっぱ選びです。
この日のために、栗林さんとスタッフが集めた色とりどりの木の枝やはっぱ、木の実が並びます。
おうちではっぱをひろって持ってきたお友だちもいました。
制作風景
さあ、いよいよ制作です!
白い厚紙の上に枝やはっぱをレイアウトして、ボンドや「グルーガン」という道具を使って接着していきます。
「グルーガン」は、ボンドでは貼り付けにくい立体的なものもくっつけられる道具です。
グルーガンを初めて使うお友だちもいましたが、みんなすっかり慣れてどんどんつくりたいかたちができていきます。
制作風景
はっぱの色やかたちをよく観察して、自分がつくりたい生き物のどの部分に使うかよーく考えて取り組むことができました。
完成した作品
完成した作品の前でパチリ!
みんながんばってすてきな作品ができました。
集合写真
最後には、講師の栗林さんを囲んで記念撮影をしました。いい笑顔ですね。
栗林さん、ご参加いただいたお友だち、どうもありがとうございました!

ハマキッズ・アートクラブ「えのぐであそぼう」

2015.6.24

横浜市民ギャラリーでは、子どものためのアトリエ講座「ハマキッズ・アートクラブ」を開催しています。
この講座では、対象年齢に応じて様々なプログラムを行っています。
2015年度第2回目は、年長さんを対象に行った「えのぐであそぼう」。
当日の様子をご紹介します。

会場にはたくさんの子どもたちが集まりました。
この日の講師は横浜市民ギャラリー主席エデュケーターの三ツ山一志です。
えのぐであそぼう
始める前に「えのぐの神様」にお祈り。
黄色のえのぐを鼻のてっぺんに塗るときれいな色がつくれるらしい!?ほんとかな!?
えのぐの神様
そして最初の活動は赤・青・黄・白の4色のえのぐで「色水づくり」から。
違う色のえのぐをまぜるといろいろな色をつくることができます。青と黄色で緑、赤と白でピンクができるよ。他にも組み合わせは無限大。
色水づくり
コップの中に水を入れて、自分の好きな色の色水づくりに挑戦します。
色水づくり
緑、ピンク、水色、紫・・・たくさんのきれいな色ができました。
色水づくり
続いて会場に登場したのは真っ白な大きな紙!
子どもたちは大喜びで紙の上に集まります。
大きな紙
色水づくりでえのぐの組み合わせにすっかり慣れたので、次はいよいよ絵を描く準備です。
えのぐづくり
えのぐを混ぜて好きな色ができたら、大~きな絵を描きます。
大きな絵を描く
絵の描き方
思いっきり筆を走らせて、のびのびと大きく描いています!
えのぐで描く
自分の好きな色がつくれるようになると、表現の幅がぐーんと広がりますね。
真剣に描く
 
楽しく描く
初めは真っ白だった紙に、どんどんみんなの絵が広がっていき、とてもにぎやかになりました。
みんなの絵
描いた絵の前でパチリ。がんばって描けました!
絵の完成
絵の前で
心と体をめいいっぱい動かして、こんなに大きな絵が描けました。

「ハマキッズ・アートクラブ」2015年度はあと7回の講座を予定しています。
みなさんのご参加をお待ちしています。
詳しくはこちら

ハマゼミ開講!初回講師は写真家の田代一倫さん

2015.1.29

横浜市民ギャラリーは2月から教養講座「ハマゼミ」を開講します。
「ハマゼミ」は、芸術文化の各分野で活動されている方を講師にお招きし、それぞれのテーマでお話しいただく講座です。

記念すべき第一回目の講師は、写真家の田代一倫(たしろ・かずとも)さんです。
田代一倫さん

田代さんは、2013年にさがみはら写真新人奨励賞を受賞し、写真集『はまゆりの頃に 三陸、福島2011~2013年』(里山社)などで知られる、いま大注目の写真家です。
田代さんの故郷である福岡を中心に、九州や韓国南部で写したシリーズ『椿の街』の撮影から感じたことや、2011年の震災以後、主に被災地でのべ1,200人にのぼる人々を撮影したシリーズ『はまゆりの頃に』を国内外で発表したことなど、具体的な体験をもとにポートレート写真の本質に迫ります。
講座では、『はまゆりの頃に』の後に撮影した新作も公開する予定です。
「ポートレート」を「作品」として発表するとはどういうことなのか。写真家自身の立場から語る貴重な機会です。

田代一倫 《「椿の街」より 韓国、木浦》 2010年 デジタルCプリント

田代一倫 《「椿の街」より 韓国、木浦》
2010年 デジタルCプリント

申込締切は1月28日でしたが、定員にまだ余裕があるため、電話、ホームページの申込フォーム、直接来館で申込みを受付中です。
参加希望の方はこちらまで。
皆様のご参加をお待ちしています!

ハマゼミ 「ポートレート」にまつわる体験

2015年 2月11日 (水・祝) 14:00~16:00

【講師】 田代 一倫(写真家)
【対象】 15歳以上
【定員】 50名
【参加費】 500円
【会場】 横浜市民ギャラリー4階アトリエ

開館記念展開催報告

2015.1.26

2014年10月10日、横浜市民ギャラリーが西区宮崎町の地に移転オープンしました。
約1年半の休館期間を経て、待望の再開です。

photo:Ken KATO

photo:Ken KATO

午前中には開館記念式典を開催しました。
林文子横浜市長をはじめ、たくさんの来賓の方々にご来場いただき、華やかにテープカットが執り行われました。

テープカットの様子

テープカットの様子

開館と同時に開館記念展「横浜市民ギャラリークロニクル1964-2014」が開幕。
会場は多くの方々でにぎわいました。

開館記念展の様子

開館記念展の様子

横浜市民ギャラリーは2014年でなんと開館50周年!
この開館記念展は、移転オープンと、開館50周年の両方を祝う記念の展覧会です。
約1300点にのぼる横浜市民ギャラリーの所蔵作品から138点を選りすぐってご紹介しました。

photo:Ken KATO

photo:Ken KATO

photo:Ken KATO

photo:Ken KATO

本展では「横浜」を描き、写した作品がテーマ。
戦後から移り変わってきた港の風景、街の風景が並びます。
いずれも横浜の美術界を牽引してきた作家たちの作品ばかり。 

photo:Ken KATO

photo:Ken KATO

そして本展の見どころの一つともなった、「ヨコハマ漫画フェスティバル」の特集展示。
赤塚不二夫、やなせたかし、ちばてつや、柳原良平、ヒサクニヒコらの漫画家・イラストレーターたちがユーモアたっぷりに横浜の情景を描きだしており、今見ても全く色あせない風刺が人気を博しました。

photo:Ken KATO

photo:Ken KATO

当館の重要な活動の一つである「今日の作家展」も特集展示。
1964年の開館から継続して開催してきた現代美術の年次展覧会の出品作家の作品をご紹介しました。
地下の天井が高い大空間には現代美術がよく映え、注目を集めました。

photo:Ken KATO

photo:Ken KATO

所蔵作品だけではなく、50年の当館の歩みを振り返る資料や映像もご紹介しました。
入口にはこれまでの展覧会から抜粋したポスターを展示。デザインからも様々な時代が浮かび上がります。

関連展示「ワタシノヨコハマ」

photo:Ken KATO

さらに、市民の皆様から募集した「ヨコハマ」の写真を展示。
69名178点のご応募をいただき、1950年代から2014年までの写真が並びました。
懐かしい光景の数々に、ご自身の思い出を重ねて見入る方がたくさんいました。 

おかげさまで10月29日に無事終了した開館記念展。
20日間の会期中のべ4,580名の方々にご来場いただきました。 心よりお礼申し上げます。 
横浜市民ギャラリーは来年度も様々な展覧会を開催します。
これからも皆様のご来場をお待ちしています。

ブログを始めます

2015.1.26

2014年10月の開館からだいぶ時間が経ってしまいましたが、横浜市民ギャラリーのブログを始めます!
これから主催事業のお知らせや報告、館の様子などを掲載していきたいと思いますので、 ぜひご覧ください。

photo:takanori ogawa

photo:takanori ogawa

1 17 18 19 20 21 22