ハマキッズ・アートクラブ 開催レポート:「えのぐであそぼう」

2024.8.16

横浜市民ギャラリー4階にある明るいアトリエでは、幼児・児童を対象とする造形講座「ハマキッズ・アートクラブ」を実施しています。
2024年度第1回目の講座として、4月27日(日)に「えのぐであそぼうを開催しました。
講師はワークショップユニット「うめぐみ」主宰の山田佐映子さん。年少から年長児と、保護者の13組が参加しました。

この講座では赤、青、黄、白の4色の絵の具を使って、色のつくり方を楽しく学びます。
山田さんいわく、この4色は「色の王様」。混ぜる組み合わせや量によって、たくさんの新しい色を
つくることができます。
赤と黄色を混ぜるとオレンジ色、青と白を混ぜると水色。
山田さんのお手本をみんな熱心に見ていました。

まずは水に絵の具を溶かして混ぜて、自分で色のレシピを考えます。
予想通りの色ができたり、予想とは違ったけれどおもしろい色ができたり、次から次へと新しい組み合わせを試していきます。
最初は迷いながら慎重にしていた子も、魔法のように変わる色を前にどんどん積極的になり、色づくりを楽しんでくれました。

ヒントカードもあるので、迷ったときには何色をどれくらい混ぜたらよいか考えるのを助けてくれます。
色の組み合わせが同じでも、混ぜる量のバランスが違えば出来上がる色も違うことにも気付きました。
 
次はおえかきの時間です。
子どもたちは自分の身体よりも大きな紙にスイスイと描いていきます。
自分の手や足に絵の具を塗って、身体をいっぱい使って描く姿も見られました。

 

とても素敵な作品ができました。おうちに飾ろうね、という声も聞こえました。
大きな作品なので、いつもの景色を楽しく彩ってくれることと思います。
ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。