横浜市民ギャラリーでは、次世代の育成と美術分野の職業体験の場を提供することを目的に、大学生・大学院生インターンを受入れています。今年度のインターン生の皆さんに、5月から9月までの活動をふりかえり、活動の中で感じたことや気づいたことについてコメントをもらいました。
前回に引き続き、今回は「子ども向け事業企画・運営活動」に参加するインターン生のコメントをご紹介します。
「子ども向け事業活動では子どもたちの制作の手助けをしながら関わり合うことができ、7月に行われた「横浜市こどもの美術展」ではボランティアと一緒に活動し、子どもたちだけでなく、多くの人達との交流を感じることができました。」(H.K.さん)
「私が前期の活動で一番印象に残ったものは、横浜市こどもの美術展での活動です。担当した日程で、ボランティアの方やアルバイトの方々と協力して、展示の説明やワークショップの補助などに取り組みました。特にワークショップではたくさんの方々に参加してもらい、作品が完成する様子をリアルタイムで見ることができたので、とても印象に残りました。ハマキッズ・アートクラブでは、講座に参加した子ども達が描いたものや自分達が準備した画用紙を褒めて下さる方や、楽しそうに画用紙を貼ってくれる子ども達を見て、私自身も嬉しくなりました。この活動を通して、様々な方と協力して1つのことに取り組むことに対してのやりがいや、子ども達や美術と触れ合うことの面白さを学ぶことができたので本当に良かったです。」(M.S.さん)
「望月実音子さんが講師のハマキッズ・アートクラブ「抽象画で天気を表現しよう」。この回は私がインターン生として、初めて子どもとアートを媒体に関わった活動です。参加された子ども達がSDGsに対しての知識を持っていたことにまず驚き、道具を工夫して扱おうとする姿勢に圧倒されました。 抽象画を描くという活動を通して、異常気象についての自らの見解を得る機会、参加者の方々にとってもとても良い経験となったと思います。
『横浜市こどもの美術展』も自分の作品が大きな展示室に飾られてキラキラした目で友達や保護者の方に絵の説明をしている姿を見て感動しました。子ども達にとって、アートという角度からこの先の彼らの未来をサポートできるように自身も頑張りたいと思いました。」(K.K.さん)
インターン生の皆さんは前期の活動を通して、子どもたちとの関わり方を積極的に学んでくださいました。
後期はいよいよ、インターン生たちがこれまでの学びを活かしながら、子どもたちのためのワークショップを自ら企画し、実施する予定です!