横浜市民ギャラリーでは、次世代の育成と体験の場の提供を目的に学生インターンを受入れています。
今年度も、子ども向け事業について学ぶインターンシップに4名が参加!「横浜市こどもの美術展」や、子ども向け講座「ハマキッズ・アートクラブ」、インターン企画によるワークショップなど、2022年5月~2023年1月まで、様々な事業を通じて現場実習を行いました。このブログでは、その様子をレポートします!
- オリエンテーション
5月。インターン生同士が初対面!約8か月間、このチームで様々な現場を体験します。
まず、森井館長より1964年に開設された横浜市民ギャラリーの沿革等のお話などを聞いたあと、「横浜市こどもの美術展2022」に向けた工作ワークショップの体験を行いました。
- 「横浜市こどもの美術展2022」(2022年7/22[金] 〜 7/31[日])運営サポート
開幕直前。展示室内に設置する「写真さつえいコーナー」の準備を行いました。小さな子ども達が撮影しやすいように、設置物の窓の位置や形をみんなで工夫しました。
関連イベントである、自由参加ワークショップ「紙でたてよう!なんでもタテモノ」の会場運営を、ボランティアさんと一緒に行いました。受付では、色画用紙などの材料準備や工作道具受け渡しの他、使用後の道具類のアルコール消毒も行いました。
- 子ども向け講座「ハマキッズ・アートクラブ 2022年度」サポート
子ども達が来る前の準備や講座中の対応など、講師の説明を受けながら体験しました。
- 出張ワークショップのサポート(神奈川県立音楽堂 子どもと大人の音楽堂<子ども編>)
8月。近隣連携(横浜・紅葉ケ丘まいらん連携事業)として、県立音楽堂のイベントに参加。中国獅子舞の演舞やガムランの演奏が鳴り響く賑やかなロビーで、いろんな国のお友達を対象とした工作ワークショップのサポートを行いました。
- 子ども向け造形ワークショップの企画・運営
2023年1月。コロナ禍で3年ぶりの開催となった『神奈川県立青少年センター 子どもフェスティバル』にインターン生たちが自ら企画するワークショップで参加するにあたり、チームで何度も会議を重ね「ステンドグラス風の造形物作り」に決定!
当日は、来場者数や対象の子どもの年齢層など、予測が難しい中でしたが、念入りに事前準備をおこなっていたので、たくさんの方々に楽しんでいただくことができました!
神奈川県立青少年センター 子どもフェスティバル
「つくってあそぼう!」横浜市民ギャラリーがやってきた!
―身近なものでステンドグラスをつくろう―
型紙に花紙(薄くて柔らかい色紙)やセロファンを貼り付けて、ステンドグラス風の造形物を作りました。(型紙は「王かん型」、「魚型」、「メダル型」の3種類を準備しました。)
日 時:2023年1月29日(日)10:30〜15:45
会 場:神奈川県立青少年センター
参加数:70組(120名)[子どもフェスティバル一般参加者数:369人]
***インターン生からのコメント***
企画の立案から当日の運営までという初めての経験をさせていただきました。8月ごろからの打ち合わせや準備期間があっという間に過ぎ、無事に当日を迎えて、ワークショップを体験してもらえて良かったです。(阿久根)
普段全く子どもと関わることがなかったため、とても新鮮な体験が出来ました。一生懸命工作に取り組む子どもの姿を思い出すと、自分も負けてられないなという気持ちが湧いてきます。一年間ありがとうございました。(石井)
インターン生のみで企画したワークショップを実際に実行するという貴重な経験をさせていただきました。子どもたちが、異なる色のセロファンを重ねて面白い色を作ろうとするなど、それぞれに工夫をして制作していたことが印象的で、楽しく自由な発想で取り組んでくれてとても嬉しかったです。(宇佐美)
私は初めて事業企画・運営を行いました。事業を1から企画することは難しいものでしたが、何度も話し合いを重ね、企画を作り上げ、実行することは非常に達成感があり、また多くの学びを得ることが出来ました。(及川)
******************
約8か月間、お疲れ様でした!!これからの活躍が楽しみです!