大人のためのアトリエ講座 2018年度後期

概要

大人のためのアトリエ講座は、専門的な創作活動やレクチャーを体験することができるプログラムです。

会場

横浜市民ギャラリー 4階アトリエ

〒220-0031 横浜市西区宮崎町26番地1

主催
横浜市民ギャラリー(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団/西田装美株式会社 共同事業体)

内容

Dance Dance Dance @ YOKOHAMA 2018パートナー事業 絵画とダンスのワークショップ 絵画に描かれたダンスと音楽~印象派の舞踏会<ワルツ>

印象派の画家ルノワールが描く、ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会。光あふれるパリの街角、休日の午後、人々のざわめき…。 絵画の歴史や技法に興味をお持ちの皆さん、描かれたダンスを体験してみたいと思いませんか?
経験は問いません。 ダンスと絵画を巡るレクチャーとともに、軽やかなワルツのステップを!
開催日時
(土・祝)
講師
市瀬陽子(舞踊史研究者、ダンサー、振付・演出家)
定員
30名(応募多数の場合は抽選)
料金
3,000円
受付期間
10/13(土)必着
後援
横浜アーツフェスティバル実行委員会

参考図版 (『Traité de la danse』Eugène GIRAUDET 1870年代、パリ)

金継ぎ入門 欠けた器を漆でなおす

欠けてしまった陶磁器を漆で補修し、金で装飾する伝統的な技法「金継ぎ」の入門講座です。
小さな欠けのあるお茶碗程度の器をご持参いただき、本物の漆を使った穴埋め、塗り、金粉蒔きの一連の工程を体験していきます。 大切な器をご自分の手で直してみませんか?
※漆かぶれ予防のため、万一ゴム手袋とアームカバーをご用意致します。かぶれた場合の治療費等の責任は負いかねますので、ご了承ください。
開催日時
(木) ・・・・・
レクチャー、固め、埋め
(木) ・・・・・
削り、埋め
(木) ・・・・・
削り、研ぎ、塗り
(木) ・・・・・
研ぎ、塗り、粉蒔き
講師
うるしさん
対象
高校生以上
定員
16名(応募多数の場合は抽選)
料金
12,000円(材料費込)
持ち物
欠けのある陶磁器1〜3点(器はお茶碗程度のサイズまで。欠けは最大1cm角まで。)
受付期間
10/25(木)必着

デッサン ー立体感と質感について実践から考える

一つのモチーフに時間をかけて向き合いながら、一枚のデッサンに取り組んでみましょう。
はじめに、紙の上での立体感について考え、実制作が進むに連れ質感についても考えていきましょう。 モチーフは林檎です。物を見て絵を描くということは感じる事であり、また考える事でもあります。それはきっと楽しい事です。 最後には、額に入れて飾ることのできる作品が完成します。
開催日時
(金) ・・・・・
レクチャー、デッサンのトレーニング
(金) ・・・・・
モチーフを描く(下描き)
(金) ・・・・・
モチーフを描く(描き込み)
(金) ・・・・・
モチーフを描く(完成)、総評
講師
石田淳一(画家)
定員
20名(応募多数の場合は抽選)
料金
12,000円(材料費込)
受付期間
11/9(金)必着

講師参考作品

人体を描く-クロッキーとデッサン

クロッキーとデッサンによって人の骨格を把握したうえで、着衣モデルのクロッキーをおこないます。
ヌードと着衣によって異なる人体フォルムを描き分けます。 全4回にわたり講師が基礎から指導しますので、はじめての方も安心してご参加ください。
開催日時
(木) ・・・・・
クロッキー(ヌード、ポーズ各種)
(木) ・・・・・
デッサン(ヌード、固定ポーズ)
(木) ・・・・・
クロッキー(着衣、ポーズ各種)
(木) ・・・・・
デッサン(ヌード、固定ポーズ)、講評
講師
清野晃代(画家)
対象
18歳以上
定員
20名(応募多数の場合は抽選)
料金
10,000円(材料費込)
受付期間
12/20(木)必着

講師参考作品(鉛筆デッサン)

講師参考作品(3分クロッキー)

レクチャー「声と風景を記録すること」

見えない記憶や風景を、カメラを通してどのように記録できるか、あるいは他者へ受け渡すことができるか、 ドキュメンタリー映画「息の跡」の制作をはじめ、ひとの“声”を軸に活動してきた映像作家の小森はるかさんをお迎えし、 制作の背景や表現方法についてお話をうかがいます。
※当日は、小森さんの映像作品上映も予定しています。
開催日時
(月・祝)
講師
小森はるか(映像作家)
定員
50名(応募多数の場合は抽選)
料金
1,000円
受付期間
1/28(月)必着

「息の跡」(2016年/93分)©Komori Haruka + Kasama Film

「波のした、土のうえ」(2014年/68分/瀬尾夏美との共同作品)©Komori Haruka + Seo Natsumi

申込方法

申込方法
<往復はがき><ホームページの申込フォーム><直接来館>のいずれかでお申込ください。
応募多数の場合は抽選です。

 

◎往復はがき
「①希望の講座名 ②氏名(ふりがな) ③年齢 ④郵便番号・住所 ⑤電話番号」を明記の上、郵送ください。

※消えるボールペンを使用しないでください。

〒220-0031 横浜市西区宮崎町26-1
横浜市民ギャラリー「大人のためのアトリエ講座」係

◎ホームページの申込フォーム
上記「申込み」ボタンよりお申込みください。

◎直接来館
横浜市民ギャラリー4階事務室へお越しください。

 

 

 

申込後の流れ

●抽選結果は申込締切後、全員に「返信はがき」「メール」「FAX」のいずれかでお知らせします。締切日を1週間過ぎても返信がない場合はお問合せください。
●参加費をお振込みいただいた時点で参加が確定します。原則として一旦納入された参加費は返金いたしません。 ※レクチャー「声と風景を記録すること」は、講座当日アトリエ受付にてお支払ください。
●より多くの方が参加できるように、無断キャンセルは行わないでください。

申込共通の注意事項
●お申込は1人1講座につき1通とします。複数の講座に申込む場合は、別々にお申込ください。
●定員に達していない場合は、講座開催日の前日まで電話での申込を受付けます(先着順)。
●定員が実施可能な人数に満たない場合は、開講を見合せる場合があります。
●申込の際に提供された個人情報は、申込された事業にのみ利用し、その他の目的で利用することはありません。

大人のためのアトリエ講座2019年度前期は、2019年3月頃にチラシ・当館ホームページでお知らせします。

プロフィール

市瀬陽子 ICHISE Yoko 立教大学、東京藝術大学卒。舞踊史研究者、ダンサー、振付・演出家。 バロック・ダンスによる舞台作品「優雅な宴les fetes galantes”」(1992-1993)、「ラ・ヴェルサイエーズla Versaillaise!」(2012)等を制作、 ヒストリカル・ダンス・ユニット“セーヌ・エ・サロン”を率いてサントリーホール主催企画(2009/2012)にて振付作品を発表。 出演作の衣装・美術も手がける。オペラやバレエの振付・演技指導、講演、公開講座など幅広く活動、子どもを対象にした企画にも長く携わる。 近著に『バレエとダンスの歴史』(平凡社、鈴木晶編著、2012年)、 DVD『時空の旅〜バロックダンス・ファンタジー』解説(エリアビー、2010年レコード芸術特選版)など。 聖徳大学准教授、東京藝術大学、洗足学園音楽大学、沖縄県立芸術大学講師。
(2021年4月1日 更新)

photo:ARAI Tomoko

うるしさん  URUSHISAN 村田優香里と坂本恵実による2人組ユニット。漆を身近に感じてもらいたいという想いから、「楽しくうるしと。」をコンセプトに都内で活動中。漆芸の技術を生かし、本漆を用いた金継ぎや日用品の制作を行う。ともに、国立高岡短期大学(現・富山大学)専攻科修了。 Instagram @urushisan
(2021年4月1日 更新)
石田淳一 ISHIDA Junichi 1981年埼玉県生まれ。2004年日本大学芸術学部美術学科卒業。卒業制作が学部長賞・生産工学部賞を受賞。2005年白日展新人賞を受賞(2003-2015年同会所属)。個展に2017年「静物画という群像劇」(春風洞画廊/東京)、 2018年「still life」(永善堂画廊/東京)、グループ展に2010・2014年「N+N展」(練馬区立美術館/東京)、2018年「前田寛治大賞展」(日本橋髙島屋/東京、倉吉博物館/鳥取)他多数。「石田淳一絵画教室」を主宰。
(2021年4月1日 更新)
清野晃代 KIYONO Teruyo 横浜市生まれ。2008年武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻油絵コース修了。修了制作優秀賞受賞。2008-2012年同大学油絵研究室助手。個展・グループ展を中心に発表。毎年、あらかわ画廊にて個展開催。現在、玉川髙島屋S・C総合カルチャーセンター コミュニティクラブたまがわ講師、青葉台カルチャープラザ講師、小金井市絵画サークル栗の実会講師、セブンカルチャークラブ溝の口講師。
(2023年8月13日 更新)

©miteco

小森はるか KOMORI Haruka 映像作家。1989年静岡県生まれ。東京藝術大学大学院美術学部先端芸術表現科修了。映画美学校修了。 東日本大震災後、ボランティアで東北を訪れたことをきっかけに瀬尾夏美(画家・作家)とアートユニットとして活動開始。 2012年、岩手県陸前高田に移住し、人の暮らしや語り、その佇まいを映像で記録している。2015年、仙台に移居。 ドキュメンタリー映画「息の跡」を2017年に公開。
(2021年4月1日 更新)

関連資料