※「横浜画廊散歩」2013年7月号に掲載

1932年、横浜市生まれ。油彩、木版、シルクスクリーンと表現技法を変えながら、抽象化したモチーフを色彩豊かに表わした作品を制作しています。《すいへいせん》は、中央にまっすぐ引かれた線が空と海の境界を示し、曲線を多く用いたリズミカルなモチーフによって、画面の外にまで展開するような動きのある風景が描き出されています。栃木は、シンプルな線と鮮やかな色で画面を構成することで、より純粋な対象表現を志向してきました。

横浜市民ギャラリーでの展覧会：

1965年「今日の作家65年展」

1985年「栃木順子展」

1988年「横浜上海美術交流展」

1992年「横浜コンスタンツァ美術交流展」

1993年「横浜サンディエゴ美術交流展」