新・今日の作家展2017 キオクのかたち/キロクのかたち New “Artists Today” Exhibition 2017: Compilations of Memories and Records
〜
概要
- 日程
-
〜
- 開場時間
-
〜 (入場は17:30まで)
- 休館日
- 会期中無休
- 入場料
- 入場無料
- 会場
-
横浜市民ギャラリー 展示室1、B1
〒220-0031 横浜市西区宮崎町26番地1
- 主催
-
横浜市民ギャラリー(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団/西田装美株式会社 共同事業体)
- 協賛
-
アサヒビール株式会社
- 助成
-
芸術文化振興基金
- 協力
-
児玉画廊認定NPO法人黄金町エリアマネジメントセンター石巻工房
- その他
-
関連イベント
是恒さくらパフォーマンス“『ありふれたくじら』を読む”
2017年9月23日(土・祝)、24日(日)13:00~13:30
会場|展示室B1
※参加無料、申込不要
クロストーク「継承のかたち」
小森はるか+瀬尾夏美×山本唯人(青山学院女子短期大学助教、社会学・空襲研究)
2017年9月23日(土・祝)14:30~16:00
会場|4階アトリエ
※大人のためのアトリエ講座
ヨコハマトリエンナーレ2017応援プログラム
※参加無料、申込不要
対談「1,2,3,太陽!」
久保ガエタン×山川冬樹(現代美術家、ホーメイ歌手)
2017年9月24日(日)14:30~16:00
会場|4階アトリエ
※参加無料、申込不要
クロストーク「爆心地の写真」
笹岡啓子×倉石信乃(明治大学教授、写真史)× 小原真史(映像作家、キュレーター)
2017年10月1日(日)14:30~16:00
会場|4階アトリエ
※参加無料、申込不要
学芸員によるギャラリートーク
2017年9月30日(土)14:00~14:30
会場|展示室1、B1
※参加無料、申込不要
作家プロフィール
(2021年4月1日 更新)
(2021年4月1日 更新)
(2021年4月1日 更新)
(2021年4月1日 更新)
開催レポート
「新・今日の作家展」第2弾となる2017年は、記憶や記録にフォーカスし作品を発表する作家、4組5名を取り上げました。久保ガエタンさんは自身のルーツを探る過程で出会った歴史的な要素を収集しながら他者の記憶にも接続していくような映像や装置によるインスタレーションを発表しました。映像作家と作家のユニット、小森はるかさんと瀬尾夏美さんは東日本大震災以降、被災地を拠点に人々に話を伺いその様子を撮影する活動を続け、2015につくった物語『二重のまち』をもとに小森さんが映像、瀬尾さんが絵画・テキストを発表し時間の経過を意識させる空間をつくりました。是恒さくらさんは国内外の鯨にまつわる物語を聞き集め、リトルプレスに仕立て発行しています。今回は同書に収録される刺繍も併せて展示し鯨や捕鯨のイメージを一新するような視点をあらわしました。そして笹岡啓子さんは2001年から現在に至るまで出身地の広島・広島平和記念公園を中心に撮影した写真作品を順不同に並べ、同地の歴史の特異性と現在の状況を示しました。
会期中のイベントでは、是恒さくらさんによるリトルプレスの朗読パフォーマンスをはじめ、クロストークや対談がおこなわれ、展覧会の内容をより深く考察する場となりました。会場では、興味深い作品の数々をゆっくりと鑑賞するお客様の姿が多く見られました。
[展覧会データ]
新・今日の作家展2017 キオクのかたち/キロクのかたち
2017年9月22日(金)~10月9日(月・祝)全18日間 10:00~18:00
横浜市民ギャラリー 展示室1、B1
出品点数:41点
展覧会入場者数:4,353名+関連事業参加者226名=合計4,579名