新・今日の作家展2021 日常の輪郭 New “Artists Today” Exhibition 2021 Contours of Life

休館日|9月20日[月・祝]

 

※新型コロナウイルス感染拡大状況、その他諸般の事情により、展覧会および関連イベントの内容が変更となる場合があります。

概要

「新・今日の作家展」は、横浜市民ギャラリーが開館した1964年から40年にわたり開催した「今日の作家展」を継承した展覧会です。同時代の表現を多角的に取り上げ、幅広い世代の作家の作品を通して現代美術を考察しています。本年は「日常の輪郭」を副題に、国内外で活動する2名の作家を紹介します。思いがけない事象の発生や進行によって、身近で当たり前であった日常が、めまぐるしく、あるいはゆるやかに変容することがあります。その過程で私たちは、変化に逡巡したり、順応したりしながら日々を送っていきます。一方で、変わることのない、繰り返される日常を改めて意識することがあります。
田代一倫は、故郷・福岡を含む九州北部や韓国、東日本大震災以降の三陸や福島など各地を訪ね、それぞれの土地と人、地域性との新鮮な出会いから肖像写真を撮影してきました。百瀬文は、人と人とのコミュニケーションの間に生じる欲望や抑圧、身体のあり方を主題に制作を展開しています。本展は、出来事の複層性や自己と他者との関係性のゆらぎをあらわす作品を通じて、なにげなく過ごしていた時間を思い起こしたり、見慣れた環境や物事を再認識したりすることにより、私たちの日常の曖昧な輪郭をとらえながら“今日”に向き合うきっかけをつくります。

田代一倫《はまゆりの頃に》より、2013年 発色現像方式印画/TASHIRO Kazutomo, from the series, ”When hamayuris are in bloom”, 2013, Chromogenic print

田代一倫《ウルルンド》より、2017年 インクジェット・プリント/TASHIRO Kazutomo, from the series, ”Ulleung-do”, 2017, Ink-jet print

田代一倫《横浜》より、2021年 発色現像方式印画/TASHIRO Kazutomo, from the series, ”Yokohama”, 2021, Chromogenic print

百瀬文《山羊を抱く/貧しき文法》2016年 シングルチャンネルビデオ 13分50秒/MOMOSE Aya, “To Cuddle a Goat, a Poor Grammar Exercise”, 2016, Single channel video, 13 min 50 sec

百瀬文《Flos Pavonis》2021年 シングルチャンネルビデオ 約40分/MOMOSE Aya, ”Flos Pavonis”, 2021, Single channel video, about 40 min

日程

開場時間

(入場は17:30まで)

休館日
9月20日(月・祝)
入場料
入場無料
会場

横浜市民ギャラリー 展示室1階B1階

〒220-0031 横浜市西区宮崎町26番地1

主催
横浜市民ギャラリー(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団/西田装美株式会社 共同事業体)
その他

関連イベント

対談「身体の管理/抑圧と欲望の関係について」

百瀬文×清水知子(文化理論家/筑波大学准教授)
9月25日(土)14:00~15:30 
会場|横浜市民ギャラリー4階アトリエ

定員|25名(応募多数の場合は抽選)

申込締切|9月5日(日) 申し込みを締切りました

※参加無料

※手話通訳付き

本対談は、動画収録し、後日インターネットで公開する予定です(期間限定)。

また対談の文字起こしを、展覧会終了後に作成する「展覧会記録集」に収録します。

詳細は追ってお知らせします。

対談「肖像写真とスナップショット」

田代一倫×倉石信乃(写真批評家/明治大学教授)
10月2日(土)13:30~15:00 
会場|横浜市民ギャラリー4階アトリエ

定員|25名(応募多数の場合は抽選)

申込締切|9月12日(日) 申し込みを締切りました

※参加無料

※手話通訳付き

本対談は、動画収録し、後日インターネットで公開する予定です(期間限定)。

また対談の文字起こしを、展覧会終了後に作成する「展覧会記録集」に収録します。

詳細は追ってお知らせします。

百瀬文 新作《Flos Pavonis》 上映時間30分

本作品は、下記の時間(目安)で上映します。

お時間に余裕を持ってご来場ください。

 

10:2010:50

10:5011:20

11:2011:50

11:50~12:20

12:20~12:50

12:5013:20

13:2013:50

13:5014:20

14:2014:50

14:5015:20

15:2015:50

15:5016:20

16:2016:50

16:5017:20

17:2017:50

 

※閉館時間は18:00です。

作家プロフィール

Photo:KANAGAWA Shingo

田代 一倫 TASHIRO Kazutomo
1980年福岡県生まれ。2010年九州産業大学大学院博士課程造形表現専攻満期退学。2006年写真家たちが運営するアジア フォトグラファーズギャラリーの設立、運営に参加。2009年photographers′ galleryの運営に参加。主な個展に「2011-2020 三陸、福島/東京」(2021年、ふげん社/東京)、「2011-2020 三陸、福島/東京/新潟」(2020年、砂丘館/新潟)、「ウルルンド」(2017年、photographers′gallery/東京)など。近年のグループ展に「近くへの遠回り」(2018年ウィフレッド・ラム現代芸術センター/キューバ)、「東京・TOKYO 日本の新進作家vol.13」(2017年、東京都写真美術館)、「歴史する! Doing history!」(2016年、福岡市美術館)など。写真集に『はまゆりの頃に 三陸、福島 2011〜2013年』(2013、里山社)、『ウルルンド』(2017年、KULA)。
(2021年7月30日 更新)

Photo:KANAGAWA Shingo

百瀬文 MOMOSE Aya
1988年東京都生まれ。2013年武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻油絵コース修了。主な個展に「I.C.A.N.S.E.E.Y.O.U」(2020年、EFAG East Factory Art Gallery/東京)、「サンプルボイス」(2014年、横浜美術館アートギャラリー1)など。主なグループ展に「彼女たちは歌う」(2020年、東京藝術大学 美術館陳列館)、「六本木クロッシング2016展:僕の身体、あなたの声」(2016年、森美術館/東京)、「アーティスト・ファイル2015 隣の部屋——日本と韓国の作家たち」(2015-2016年、国立新美術館/東京、韓国国立現代美術館)など。2016年度アジアン・カルチュラル・カウンシルの助成を受けニューヨークに滞在。
(2021年7月30日 更新)

関連資料