横浜市こどもの美術展2016 Yokohama Children's Art Exhibition 2016

概要

夏の恒例「横浜市こどもの美術展」を今年も開催します。この展覧会は横浜市民ギャラリーが開館した翌年の1965年から始まった歴史ある展覧会です。子どもたちの自由な発想と豊かな表現を育み、健やかな成長を応援することを大切に、50年以上にわたって活動を継続しています。
今年は新たにテーマ部門を設けて「花」というテーマと、自由テーマで子どもたちが描いた作品を募集し、応募された作品をすべて展示します。
また、会期中には、アーティスト・康夏奈さんの作品の特別展示や、子どもの演奏会、子どもも大人も自由に参加できる楽しいワークショップを開催します。
みなさんの作品応募、ご来場をお待ちしています!

photo:Ken KATO

日程

開場時間

(入場は17:30まで)

休館日
なし
入場料
入場無料
会場

横浜市民ギャラリー

〒220-0031 横浜市西区宮崎町26番地1

主催
横浜市民ギャラリー(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団/西田装美株式会社 共同事業体)
協賛
㈱ヤマハミュージックリテイリング 横浜店
後援
横浜市教育委員会、横浜市文化観光局

関連イベント

康夏奈展「もぐらの世界 私の世界」

2016年7月29日(金)~8月7日(日) 10:00~18:00
[会場] 横浜市民ギャラリー展示室B1、1F

子どもたちの表現の先輩であるアーティストの作品を紹介します。今年は康夏奈さんが花や自然を描きだした作品を展示します。

康夏奈《もぐら》2014年

夏のこども音楽会 ヤマハピアノ&エレクトーン オンステージ

2016年7月30日(土)・31日(日)
両日11:00~/13:00~(各45分程度)
[会場] 1階エントランス横
参加無料・申込不要

ヤマハ音楽教室に通う子どもたちによる出張演奏会。子どもたちの一生懸命な演奏が館内に響き渡ります。

自由参加ワークショップ「どうぶつお面をつくろう」

2016年7月29日(金)~8月7日(日) 10:00~18:00
[会場] B1展示室
参加無料・申込不要

子どもも大人も自由に参加できる楽しいワークショップ。色画用紙をつかってどうぶつのお面をつくってみよう!

作家プロフィール

康夏奈[吉田夏奈] KOU Kana
1975-2020年。東京都生まれ。 登山やダイビングなどで自然のなかに身を置いた経験を定着させるように描く絵画や、それを空間的に発展させたインスタレーションを手がける。 主な展覧会に2013年「瀬戸内国際芸術祭2013」(香川)、2014年「MOT アニュアル2014 フラグメント―未完のはじまり」(東京都現代美術館/東京)など。
(2021年4月1日 更新)

開催レポート

2016年は現在の地に移転して2回目の開催となりました。今回は新たに「花」というテーマを設けて子どもたちから作品を募集して、会場には色とりどりの花の絵が並びました。自由テーマとあわせて応募された作品は3,326点!元気な絵で会場がいっぱいになり、会期中には暑さにも負けずたくさんの親子連れが訪れました。
2日間にわたって開催した「夏のこども音楽会」ではのべ54名の子どもたちによるピアノとエレクトーンの演奏が館内に響き渡りました。また、アーティストの康夏奈(吉田夏奈)さんによる特別展示では、クレヨンで菜の花畑を描いた大きな作品《もぐら》など3点の作品を展示しました。そのスケールと、花畑の中をもぐらが動き回るしかけが大人気。会場でつくった手づくりの「どうぶつお面」をかぶって歩く子どもたちの姿やたくさんの笑顔を見ることができた10日間でした。

[展覧会データ]
横浜市こどもの美術展2016
2016年7月29日(金)~8月7日(日)全10日間 10:00~18:00
横浜市民ギャラリー 展示室B1、1、2、3
出品点数:花部門907点、自由テーマ部門2,419点 計3,326点
入場者数:展覧会15,116名、音楽会530名、ボランティア59名、計15,705名

関連資料