横浜市民ギャラリーコレクション展2018 写真と素描でたどる横浜 1950-1980年代を中心に YCAG Collection Exhibition 2018: Tracing the Scenery of Yokohama through photographs and drawings 1950-1980

概要

横浜市民ギャラリーは、1964年の開設から、日本の現代美術を紹介する年次展覧会や海外の姉妹友好都市との交流展、横浜にゆかりのある作家の個展など、さまざまな展覧会をおこなってきました。展覧会を機に収蔵したおよそ1,300点におよぶ所蔵作品は、年に一度「コレクション展」を開催し公開しています。
今回は、横浜を主題に、戦後1950〜1970年代に撮影された五十嵐英壽(1931年生まれ)、奥村泰宏(1914−1995)、常盤とよ子(1930年生まれ)、浜口タカシ(1931年生まれ)の写真、横浜開港120周年にあたる1979年に開催した〈横浜百景展〉にあわせ制作された素描、1988年に横浜と上海の友好都市提携15周年を記念した〈横浜市美術展・横浜百景〉の際に撮影された写真、およそ100点を展示し、異なる視点やフレーミングで描き写された作品を通して横浜の風景の移り変わりをたどります。

【特集展示】
横浜市所蔵カメラ・写真コレクション
横浜市民ギャラリーあざみ野に収蔵されるコレクションのなかから、カメラ・オブスクーラやカメラ・ルシーダ、19 世紀後半の風景写真などを展示し、写真と絵画の関係を探ります。

【漫画家・ヒサクニヒコが描いた横浜】
1978年に開催した〈ヨコハマ漫画フェスティバル〉に出品されたヒサクニヒコ(1944年生まれ)の作品5点とヒサが制作した横浜に関連する作品をあわせて紹介します。

[出品作家]
志村計介、杉浦勝人、芹沢龍吉、添田定夫、田代利夫、田辺謙輔、富岡克雄、永井功、長宗希佳、秦克彦、浜田泰介、日向茂生、福島瑞穂、古川益弘、宮本昌雄、森田訓司、森秀男、森兵五、山崎秀夫、五十嵐英壽、小野肇、加藤惣平、河崎英男、木村杏平、小宮敬治、佐野栄治、杉船久郎、鈴木健夫、須田恒弘、圓木健市、常盤とよ子、西村建子、仁平廣、浜口タカシ、林勇、藤倉忠明、三門常世、宮川学、ヒサクニヒコ

奥村泰宏《尾上町交差点》1949年 ゼラチン・シルバー・プリント 33.9×33.9cm

山崎秀夫《米海軍通信隊(上瀬谷)》1979年 鉛筆、水彩、紙 30.8×40.3cm

小宮敬治《新興住宅(B)》1988年 カラー・プリント 53.7×43.2cm

常盤とよ子《窓 日の出町裏》1955年 ゼラチン・シルバー・プリント 25.9×39.6cm

奥村泰宏《立入禁止・小港米軍キャンプ》1949年 ゼラチン・シルバー・プリント 28.6×43.8cm

浜口タカシ《日本大通り》1972年 ゼラチン・シルバー・プリント 49.3×36.0cm

奥村泰宏《米軍兵舎》1952年 ゼラチン・シルバー・プリント 31.0×44.3cm

常盤とよ子《真金町遊郭初店》1954年 ゼラチン・シルバー・プリント 26.6×40.5cm

浜口タカシ《市電の詩》1957年 ゼラチン・シルバー・プリント 38.9×38.4cm

河崎英男《ドリームランド》1988年 ゼラチン・シルバー・プリント 29.9×44.9cm

添田定夫《大倉山梅林》1979年 水彩、パステル、紙 31.5×38.8cm

浅生田光司《常盤公園寸景》1979年 水彩、マジック、紙 33.1×48.2cm

山崎秀夫《紅葉坂》1979年 鉛筆、水彩、紙 35.1×27.3cm

日程

開場時間

(入場は17:30まで)

休館日
会期中無休
入場料
入場無料
会場

横浜市民ギャラリー 横浜市民ギャラリー 展示室1・2

〒220-0031 横浜市西区宮崎町26番地1

主催
横浜市民ギャラリー(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団/西田装美株式会社 共同事業体)
その他

関連イベント

1 アーティストトーク「ヒサクニヒコの横浜談議」

2018年3月3日(土)14:00〜15:30
会場:横浜市民ギャラリー 4階アトリエ
出演:ヒサクニヒコ(出品作家、漫画家)

参加無料、申込不要

多方面で活躍する漫画家のヒサクニヒコ氏が、漫画と横浜の思い出について語ります。

2 横浜市民ギャラリー2館学芸員によるギャラリートーク

2018年3月11日(日)14:00〜14:40
会場:横浜市民ギャラリー 展示室1、2

参加無料、申込不要

横浜市民ギャラリー、横浜市民ギャラリーあざみ野の学芸員が展覧会の見どころや作品についてご紹介します。

3 鑑賞サポーターによるトーク

2018年3月10日(土)、17日(土)14:00〜
会場:横浜市民ギャラリー 展示室1、2

参加無料、申込不要

ボランティア・メンバーが出品作品の魅力についてお話します。

4 ヒサクニヒコ ギャラリートーク

2018年3月18日(日)11:00~/14:00~(各回約20分)
会場:横浜市民ギャラリー展示室2
出演:ヒサクニヒコ

参加無料、申込不要

3/3に開催した「ヒサクニヒコの横浜談議」が大好評だった漫画家のヒサクニヒコ氏を再びお迎えし、出品作品の前でお話をうかがいます。 トーク終了後、当館で書籍をお買い求めいただいた方を対象に展示室1受付前でサイン会をおこないます。

[特集展示] 横浜市所蔵カメラ・写真コレクション

横浜市民ギャラリーあざみ野に収蔵されるコレクションのなかから、カメラ・オブスクーラやカメラ・ルシーダ、19 世紀後半の風景写真などを展示し、写真と絵画の関係を探ります。

カメラ・オブスクーラ 製作者不詳 1790年頃

[特集展示] 漫画家・ヒサクニヒコが描いた横浜

1978年に開催した〈ヨコハマ漫画フェスティバル〉に出品されたヒサクニヒコ(1944年生まれ)の作品5点とヒサが制作した横浜に関連する作品をあわせて紹介します。

ヒサクニヒコ《SL開通(明治5年)「横浜−新橋 30K」》1978年 マジック、水彩、紙 72.6×102.4㎝

開催レポート

コレクション展2018では、横浜をテーマに1950年代から1980年代に制作された写真と素描を展示し、横浜の風景の変遷をたどりました。二つの特集展示「横浜市所蔵カメラ・写真コレクション」「漫画家・ヒサクニヒコが描いた横浜」では、横浜市の魅力的なコレクションおよび横浜にゆかりの深い作家を紹介しました。また、横浜の文化振興に貢献されてきた出品作家の浜口タカシ氏とヒサクニヒコ氏のインタビューを上映しました。会場では、横浜の多種多様な表情を写し描いた作品を、それぞれの思い出を重ねて鑑賞される方の姿が多く見られました。 関連イベントとして、多方面で活動されているヒサ氏の制作と横浜の歴史を重ねたアーティストトーク、横浜市民ギャラリー2館の学芸員が各々のコレクションの魅力を紹介したギャラリートーク、12名の鑑賞サポーターによるトーク、ヒサ氏によるギャラリートークを実施し、いずれも好評を博しました。

[展覧会データ]
横浜市民ギャラリーコレクション展2018 写真と素描でたどる横浜 1950—1980年代を中心に
2018年3月2日(金)〜3月18日(日)全17日間 10:00〜18:00
横浜市民ギャラリー 展示室1・2
出品点数 154点
展覧会入場者数:5,769名+関連事業参加者196名=合計5,965名

関連資料