横浜市民ギャラリーコレクション展2008 小さな旅

概要

旅をし、見知らぬ土地を訪れることで、私たちはさまざまな新しい発見をし、日常とは異なる体験をすることができます。一方美術鑑賞では、私たちは作品の世界に誘われ、描かれたものをめぐって思考をめぐらすことになります。実際に各地に赴くわけではないですが、作品との対峙から私たちが得る充足感は、旅に似ているといえます。
本展は国内外に実在の場所を主題とした作品や、作家の内面世界を描いた作品を、旅をするようにご覧いただく展覧会です。じっくりと作品を見ることをきっかけに、楽しく思い出深い心の旅をしてください。皆さんを旅にご案内するのは、油彩画、日本画、写真や版画などの多彩な館蔵品です。<横浜と日本><世界の各地から><多彩なイメージをめぐる心の旅>という3つの章を設け紹介します。

[出品作家]
相笠昌義、安保健二、池田龍雄、磯見輝夫、市川勉、伊藤三喜庵、入江泰吉、入江正巳、牛田雞村、江見絹子、岡野正樹、奥村泰宏、奥村土牛、小作青史、甲斐哲義、加藤清美、加納光於、鎌田方晴、川村信雄、北井一夫、北岡文雄、木村杏平、斎藤カオル、阪本文男、櫻庭彦治、佐野栄治、白川義員、須田一政、添田定夫、薗部澄、高垣秀光、田澤茂、常盤とよ子、土門拳、中島清之、中谷龍一、中林忠良、野田哲也、馬場檮男、林義勝、平野杏子、福島瑞穂、藤田修、三橋兄弟治、宮脇愛子、村瀬真治、森兵五、由木礼、四谷十三雄、吉田穂高、利渉重雄

奥村泰宏《似顔絵かき》1950年/ゼラチン、シルバープリント/34.6×34.5cm

市川勉《ボスポロス海峡を臨む》1976年/油彩、キャンパス/81.0×101.0cm

江見絹子《水尾》1974年/油彩、キャンパス/79.0×99.0cm

牛田雞村《関内》1926年/絹本着彩/63.3×100.3㎝

日程

開場時間

入場料
入場無料
会場

横浜市民ギャラリー (1974年7月~2013年3月) 3階C展示室

横浜市中区万代町1-1 教育文化センター内

主催
横浜市民ギャラリー(財団法人横浜市芸術文化振興財団)
後援
横浜市市民活力推進局 神奈川新聞社tvk(テレビ神奈川)RFラジオ日本 FM横浜 横浜ケーブルテレビ協議会

関連イベント

ボランティアによるギャラリートーク

日時:2008年3月4日(火)、7日(金)、11日(火)、21日(金) 14:00~14:30
会場:横浜市民ギャラリー

出品作家・福島瑞穂氏によるスペシャルトーク

日時:2008年3月8日(土) 14:00~15:00
講師:福島瑞穂(画家)

学芸員によるギャラリートーク

日時:2008年3月15日(土) 14:00~14:30

開催レポート

入場者数:3,720名
出品点数:63点
ボランティア参加者数:31名(のべ168名)
ギャラリー・トーク 3月8日(土):約40名
ギャラリー・トーク 3月4日(火)、7日(金)、11日(火)、21日(金):のべ60名
ギャラリー・トーク 3月15日(土):約20名

関連資料