B1コンサートMONO 須川展也 plays “シャコンヌ“

概要

横浜のダンスフェスティバルの賑わいの中、サクソフォンの第一人者、須川展也がバッハの名曲「シャコンヌ」に挑む。低声部の進行とともに上声部が変奏を展開するこの重厚な曲を、単音楽器であるサクソフォンでいかに表現するのだろうか。シャコンヌは南米発祥で、その後スペインに広がった官能的な3拍子の舞踊チャコーナが起源である。
それがイタリア、フランスへと伝わりテンポもゆっくりと洗練された舞曲シャコンヌにその形を変えていくが、バッハの「シャコンヌ」は、原点ともいうべきその内に秘められた情熱が聴きどころであろうか。
ほかDance Dance Dance @ YOKOHAMA 2018共催事業に相応しく、チャルダッシュやタンゴ、ワルツなど、様々な舞曲をとり揃えたこの夜のプログラムでは、須川さんの指が、ダンス宜しく軽やかに複雑なステップを踏むに違いない。

横浜市民ギャラリー館長 佐々木真二

[演奏曲目]
J.S.バッハ(須川展也 編)/ 無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータより
 第1番~アルマンド、クーラントとドゥーブレ
 第3番~ガヴォット、プレリュード
 第2番~シャコンヌ
P.ボノー / ワルツ形式によるカプリス
V.モンティ / チャルダッシュ
本多俊之 編 / アメージング・グレース
A.ピアソラ / アディオス・ノニーノ
A.ピアソラ / タンゴ・エチュード No.4 & No.3
※曲目はやむを得ず変更になる場合があります。

[スタッフ]
舞台装置:三ツ山一志(横浜市民ギャラリー 主席エデュケーター)
映像ディレクター:安宅晋一
デザイン:北川正(北川デザインオフィス)
制作協力:野村純子(コンサートイマジン)
プロデューサー:佐々木真二

会場

横浜市民ギャラリー

〒220-0031 横浜市西区宮崎町26番地1

主催
横浜市民ギャラリー(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団/西田装美株式会社 共同事業体)
共催
横浜アーツフェスティバル実行委員会

内容

開催日時
(日) ・・・・・
18:00開場 / 18:30開演 / 20:00終演予定
料金
3,000円(全席指定)※未就学児の入場はご遠慮下さい。
チケット取扱
終了しました。
備考
※本コンサートでは、当日ライブ中継によるインターネット配信をいたします。
※夜間の駐車場の営業はございません。ご来場の際は公共機関をご利用下さいますよう、お願いいたします。

プロフィール

須川展也 SUGAWA Nobuya (サクソフォン)Nobuya Sugawa 日本が世界に誇るサクソフォン奏者。そのハイレベルな演奏と、唯一無二かつ最先端なレパートリーが国際的に熱狂的な支持を集め、「伝説的奏者」「サクソフォン・ヒーロー」「最も評価されるべきサクソフォン奏者の一人」等と評されている。 東京藝術大学卒業。第51回日本音楽コンクール、第1回日本管打楽器コンクール最高位受賞。出光音楽賞、村松賞を受賞。98年JT音楽家シリーズTVCM出演、02年NHK連続テレビ小説「さくら」のテーマを演奏。 同時代の名だたる作曲家への作品委嘱を続けており、その作品の多くがクラシカル・サクソフォンの主要レパートリーとして国際的に広まっている。89年から2010年まで東京佼成ウインドオーケストラ・コンサートマスターを務めた。14年にデビュー30周年を迎え、東京文化会館大ホールでの記念公演は完全完売の大盛況となった。これまでに約30枚のCDをリリース。最新CDは2016年10月発売の「マスターピーシーズ」。2014年には著書「サクソフォーンは歌う!」を刊行。トルヴェール・クヮルテットのメンバー、ヤマハ吹奏楽団常任指揮者、イイヅカ☆ブラスフェスティバル・ミュージックディレクター、静岡市清水文化会館マリナート音楽アドバイザー&マリナート・ウインズ音楽監督。東京藝術大学招聘教授、京都市立芸術大学客員教授。 フェイスブックページ www.facebook.com/NobuyaSugawa.saxophone"
(2021年4月1日 更新)

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