収蔵作品 今月の1点
卓上静物 杉浦 勝人 すぎうら かつんど
■ 制作年:1966年
■ 技法・材料:油彩、キャンバス
■ サイズ [縦×横×奥行]:80.0 × 60.0cm
■ 作品番号:O-102
■ 分野:油彩他
■ 技法・材料:油彩、キャンバス
■ サイズ [縦×横×奥行]:80.0 × 60.0cm
■ 作品番号:O-102
■ 分野:油彩他
※「横浜画廊散歩」2021年10月号に掲載
杉浦は1910年群馬県生まれ。1931年に太平洋美術学校を卒業し、1936年より牧野虎雄に師事しました。同年から旺玄社展に出品し、1946年旺玄会会員、1979年には神奈川旺玄会代表となりました。1960年代より古典的写実法を研究し、主に静物をテーマに制作しました。1984年歿。
本作は静物が置かれたテーブルが画面後方に幅広く描かれる一方で、卓上のモチーフを描く視点がそれぞれ異なる点、整理された輪郭線等にキュビスムの影響が見て取れます。茶やグレーを基調とした画面の中で、レモンの黄色が映えています。
- 横浜市民ギャラリーでの展覧会:
- 1979年「杉浦勝人自選展」
- 1982年「横浜上海美術交流展」