インド追想(山下公園・インド水塔) ©Yokohama Civic Art Gallery

インド追想(山下公園・インド水塔)
石踊 紘一
いしおどり こういち

■ 制作年:1988年
■ 技法・材料:紙本着彩
■ サイズ [縦×横×奥行]:116.8 × 116.6cm
■ 作品番号:J-004
■ 分野:日本画

※「横浜画廊散歩」2019年7月号に掲載

石踊は1941年旧満州生まれ。1946年帰国、1964年に東京藝術大学美術学部日本画科卒業。1965年から新制作協会に出品(~1973年まで。1972年新制作春季展賞受賞)。1967年から法隆寺金堂壁画模写に従事しました。1974~1996年創画展に出品。1983~1984年文化庁芸術家在外研究員としてインドのヴィシュヴァ・バラティ大学で古典絵画を学びました。石踊はインドやパキスタンに取材を重ね、少数民族を中心にそこに暮らす人々や同地を題材に制作を続けています。

本作は1988年の「横浜・上海友好都市提携15周年記念 横浜美術展・横浜百景展」のために描かれたものです。インド水塔は1923年の関東大震災で被災したインド人の救済のため横浜市民が協力したことに敬意を表し、また慰霊のため1939年に在日インド人が山下公園に建立したものです。ドームを備えた寺院風の建築の天井には、モザイク画も施されています。石踊は横浜とインドの繋がりを探し、この水塔と共に二人の民族衣装をつけた女性を描きました。

横浜市民ギャラリーでの展覧会:
1981年 「第5回春雷展」
1982年 「横浜上海美術交流展」
1988年 「横浜美術展・横浜百景展」
1992年 「横浜オデッサ美術交流展」