YCAG ARTIST INCUBATION PROGRAM 2018 薄膜と空白 Veil and Void

左:多和田有希《Untitled(GhostChild3)》(部分)2018 写真にスクラッチ
右:藤本涼《landscape(stroked)》2018 OHPシート、ライトボックス

YCAG ARTIST INCUBATION PROGRAM 2018
薄膜と空白 Veil and Void

  • 201827日(水)~212日(月)
  • 10:00〜18:00(最終日は〜16:00)
  • 横浜市民ギャラリー展示室B1 入場無料、会期中無休
  • 出品作家:藤本涼、多和田有希
  • 共催:横浜市民ギャラリー(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団/西田装美株式会社 共同事業体)
  • PHOTO YOKOHAMA フォト・ヨコハマ2018パートナーイベント

眼前に立ち現れる光景を“触れられなかったイメージ”と捉え、それらのイメージへの触れ方、距離の測り方を写真を用いて展開する藤本と、自ら撮影した写真を消す(削る、燃やすなど)という行為を通し、都市や群衆の集合的無意識や個の意識変容をイメージとして湧出させる多和田。“表皮のある構造体”として写真を捉え、ユニークな手法でこの世に存在しない景色を作り上げてきた、2作家による新作展示。

藤本涼《untouched flower #04》2014年 インクジェットプリント

藤本涼《live on air(airplane)》2010年 ダイレクトプリント

藤本涼《plateau #1》2015年 インクジェットプリント

多和田有希《I am in You 01》2015年 燃やされたインクジェットプリント

多和田有希《Untitled (Akasaka)》2017年
インクジェットプリントにスクラッチ
100×150cm

多和田有希《Birth-Day》2012年
燃やされたインクジェットプリント、アクリル 100.5×126.0×7.0 cm

[出品作家プロフィール]

藤本 涼 Ryo Fujimoto
美術家/写真家。1984年東京生まれ。2010年東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修了。眼前に立ち現れる光景を“触れられなかったイメージ”と捉え、それらのイメージへの触れ方、距離の測り方を写真を用いて展開する。主な展示に「第5回シセイドウアートエッグ 藤本涼展 かすみをたべて、幻視する。」(資生堂ギャラリー 2011年)、「hyper-materiality on photo」(Somerset House 2015年 ※Photo London内)など。
www.ryofujimoto.net

多和田有希 Yuki Tawada
美術博士(東京藝術大学)、農学学士(東北大学)。近年の展覧会に「あざみ野フォト・アニュアル 写真の境界」(2014年・横浜市民ギャラリーあざみ野)、「5×3」(2015年・Kunstraum Dusseldorf、デュッセルドルフ)、「雷とアート 光/電気/神さま」(2017年・群馬県立館林美術館)など。2017年滝沢広との共著で写真集「Dual/ I am in You」を刊行。
www.yukitawada.com

「薄膜と空白」関連イベント・ワークショップ

出版社RONDADE佐久間磨さんをゲスト講師に迎え、参加者が藤本、多和田の写真を利用して写真集を作り、持ち帰ることのできるワークショップを開きます。

  • [開催日時] 2/11(日)14:00-16:00
  • [会場] 横浜市民ギャラリー B1展示室
  • [講師] 藤本涼、多和田有希 [ゲスト講師] 出版社RONDADE 佐久間磨
  • [参加人数] 10人
  • [参加費用] 500円(材料費)
  • [申し込み締め切り日] 2/10(土) ※参加人数上限に達し次第、締め切らせていただきます。

下記メールアドレスにお名前、ご連絡先、人数をご記入のうえ、お申し込みください。
info@ryofujimoto.net