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地主麻衣子《Lip Wrap / Air Hug / Energy Exchange》2020年 HDビデオ 2分29秒
JINUSHI Maiko, “Lip Wrap / Air Hug / Energy Exchange”, 2020, HD video, 2’29”

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新・今日の作家展2020 再生の空間
New “Artists Today” Exhibition 2020 Space of Rebirth

地主麻衣子 JINUSHI Maiko
山口啓介 YAMAGUCHI Keisuke

  • 2020922[火・祝]1011[日] 10:00~18:00(入場は17:30まで)
  • 横浜市民ギャラリー 展示室1、B1入場無料 会期中無休
  • 主催:横浜市民ギャラリー(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団/西田装美株式会社 共同事業体)
    22 September (Tue) – 11 October (Sun), 2020  10:00-18:00(Last admission 17:30)
    Yokohama Civic Art Gallery 1F, B1F
    Admission free  Open everyday during the exhibition

「新・今日の作家展」は、横浜市民ギャラリーが開館した1964年から40年にわたっておこなった「今日の作家展」の理念を受け継ぎ、2016年より始動した展覧会です。 これまで、同時代の表現を多角的に取り上げ、幅広い世代の作家の作品を通して現代美術を考察してきました。

本年は〈再生の空間〉をテーマに、身近な場所あるいは世界で起こっている事象に向き合い、未来を志向していく行動と日常への関心を喚起するような制作をしている作家を紹介します。

個人的な物語をテーマとしたドローイングや小説の制作から発展し、映像、インスタレーション、パフォーマンスなどを総合的に組み合わせた「新しい種類の文学」を創作する地主麻衣子。 歴史上の事柄を多面的にとらえ、版画、絵画、立体といったさまざまな表現方法により、自然と人間が共存するイメージの世界を描き続けてきた山口啓介。 移ろい過ぎ去っていく現在を見つめつつ、不変的な視点を持ち合わせた作家の実践は、時間的持続の際限なく、その作品を観る者に記憶の再生や物事の再考を促します。 さらに、新型コロナウイルスの影響により新しい生活が展開される今日の状況において、私たちの生やとりまく環境、社会を繰り返し認識していくような視点を提示します。

横浜では同時期に、現代美術の国際展であるヨコハマトリエンナーレ2020「AFTERGLOW―光の破片をつかまえる」が開催されています。 本展は、ヨコハマトリエンナーレにも呼応し、今日性を映した表現を紹介することで、多層的な世界にアクセスしながら思考の回路をつないでいくことを目指します。 

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1| 山口啓介「地球・爆」第8番より《死海 ファルージャ》2019年 アクリル、顔料、マスキングテープ、キャンバス 4枚1組 各227.3×181.8cm 撮影:怡土鉄夫
YAMAGUCHI Keisuke, from Earth Attack No.8 “The Dead Sea, Falluja”, 2019, Acrylic,pigment and masking tape on canvas Photo by Tetsuo Ito

2| 山口啓介「地球・爆」第8番より《白虎 リヴァイアサン》《進化論・退化説》2019年 アクリル、顔料、キャンバス 4枚1組 各227.3×181.8cm 撮影:怡土鉄夫
YAMAGUCHI Keisuke, from Earth Attack No.8 “Byakko, Leviathan”, “Evolution Theory・Degeneration Theory”, 2019, Acrylic and pigment on canvas Photo by Tetsuo Ito

3| 山口啓介 「地球・爆」第10番より《黒い泪》2012年 アクリル、顔料、キャンバス 227.3×181.8cm 撮影:怡土鉄夫
YAMAGUCHI Keisuke, from Earth Attack No.10 “Black tears”, 2012, Acrylic and pigment on canvas Photo by Tetsuo Ito

4| 山口啓介《歩く方舟のfragment/water line 3》 2019年 アクリル、水彩、紙(ボード)23.9×27.2cm
YAMAGUCHI Keisuke, “Walking Ark fragment/water line 3”, 2019, Acrylic and watercolor on paper and boad

5| 地主麻衣子《新しい愛の体験》展示風景(2016年、HAGIWARA PROJECTS/東京)
JINUSHI Maiko,“A New Experience of Love”, Installation view, 2016, HAGIWARA PROJECTS,Tokyo

6| 地主麻衣子《新しい愛の体験》2016年 HDビデオ 42分 ※参考作品
JINUSHI Maiko, “A New Experience of Love”, 2016, HD video, 42 min. *Reference

7| 地主麻衣子《欲望の音》2018年 HDビデオ 69分 ※参考作品
JINUSHI Maiko, “Sound of Desires”, 2018, HD video, 69 min. *Reference

【「地球・爆」について】
「地球・爆」は、10人の画家(岡本信治郎を中心に、伊坂義夫、市川義一、大坪美穂、小堀令子、清水洋子、白井美穂、松本旻、山口啓介、王舒野)による絵画プロジェクトです。このプロジェクトは、20世紀以降に起こった戦争や災害が、地球とそこに暮らす人類にもたらすものをテーマに、 F150号(227.3×181.8cm)を基本サイズとした約150枚の絵画パネルで構成されています。本展では、「地球・爆」から山口啓介に加え、岡本信治郎、伊坂義夫、市川義一による共作を展示する予定です。

[関連イベント] ※事前申込制、参加無料

対談「電気まぶたの世代」
地主麻衣子×中尾拓哉(美術評論家)

9月26日[土]14:00〜15:30
会場|4階アトリエ
定員|20名(応募多数の場合は抽選)
申込締切|9月5日(土)

[期間限定・オンライン配信]
時間:約110分
配信期間:2020年10月2日(金)〜11月15日(日)

対談「二つの、3月11日/震災後とコロナ後の世界」
山口啓介×徐京植[ソ・キョンシク](作家、東京経済大学教授)

10月3日[土]14:00〜15:30
会場|4階アトリエ
定員|20名(応募多数の場合は抽選)
申込締切|9月12日(土)

[期間限定・オンライン配信]
時間:約95分
配信期間:2020年10月6日(火)~11月20日(金)

[出品作家によるギャラリートーク]

[会場風景]

[インタビュー]

インタビューの文字起こしは、本ページ下の小冊子をダウンロードしてご覧ください。

[出品作家プロフィール]

地主麻衣子 JINUSHI Maiko

1984年神奈川県生まれ。2010年多摩美術大学大学院美術研究科絵画専攻修了。近年の個展に「欲望の音」(2018年、HAGIWARA PROJECTS/東京)、「53丁目のシルバーファクトリー」(2018年、Art Center Ongoing/東京)、「新しい愛の体験」(2016年、HAGIWARA PROJECTS/東京)など。近年のグループ展に「表現の生態系 世界との関係をつくりかえる」(2019年、アーツ前橋/群馬)、「第11回 恵比寿映像祭」(2019年、東京都写真美術館)、「黄金町バザール2017」(2017年、黄金町エリア/神奈川)、「Unusualness Makes Sense」 (2016年、チェンマイ大学アートセンター/タイ)など。2019-2020年、ヤン・ファン・エイク・アカデミー(オランダ)のレジデンスに参加。 http://maikojinushi.com/

山口啓介 YAMAGUCHI Keisuke

1962年兵庫県生まれ。1985年武蔵野美術大学別科実技専修科油絵専修修了。1990年頃、方舟を描いた大型の銅版画作品でデビュー。1992年ニューヨーク、ペンシルヴェニア(アメリカ)、1995年デュッセルドルフ(ドイツ)に滞在。以降、国内外の個展、グループ展多数。1990年に横浜市民ギャラリーで開催した「第26回今日の作家展 トリアス」に参加。近年の個展に「後ろむきに前に歩く」(2019年、広島市現代美術館)、「山口啓介 カナリア」(2015-2016年、豊田市美術館/愛知)、「山口啓介 原ーききとり 歩く方舟、海を渡る星図、震災後ノート」(2015年、いわき市立美術館/福島)など。近年のグループ展に「瀬戸内国際芸術祭2013」(2013年、男木島/香川)、「水と土の芸術祭2009」(2009年、新潟市美術館・新津美術館/新潟)など。

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