子どものためのアトリエ講座 ハマキッズ・アートクラブ2011年度
子どものためのアトリエ講座
ハマキッズ・アートクラブ2011年度
ハマキッズ・アートクラブは、40年以上「横浜市こどもの美術展」を開催してきた横浜市民ギャラリーによる、子どものためのプログラムです。スタッフのていねいな指導による独自の講座を楽しみながら、創造力やじっくりと作業に取りくむ集中力を育むことができます。
2011年6月5日開催
竹井 大翔(7)
山本 采花(9)
鶴見 環(4)
切って、貼って、塗って、彫って・・・
たくさんの工程をひとつひとつ考えながら完成させていきました。
はじめての彫刻刀も彫り方に工夫して、色々な線ができました。
道具それぞれの良さを活かした、素敵な作品ができました。
2011年7月17日開催
※横浜市こどもの美術展2011展示風景
造形作家の玉田多紀さんを講師にむかえ、ダンボールを素材に「鳥恐竜」をつくりました。
今回はお父さん・お母さんも一緒に作るコミュニケーションプログラム。
必要なのは、自分の手とダンボール、ボンドそして水だけ!
相談をしながら、ダンボールをなめしながら形を作っていきます。
※今回の作品は横浜市こどもの美術展2011に出品されました(希望者のみ)※
講師作品
玉田 多紀
1983年生まれ。多摩美術大学造形学科卒業。ダンボールをレリーフ状に張り合わせる技法による平面、立体作品を中心に活躍。絵画造形教室や小学校、各地のアートイベントなどを幅広くワークショップを開催。
YOKOHAMA創造界隈ZAIMコンペ受賞。展示・ワークショップでは2011年NHK環境キャンペーン地球エコイベント参加。
2011年9月10日開催
美術家の小野養豚ん先生と一緒に
世界の様々な“ブーちゃん”を描きました。
“ブーちゃん”をじっくり観察しながら
それぞれの特徴を意識して・・・。
デッサンから着彩 構図も上手にとれました。
講師作品
小野 養豚ん (おの ようとん)
1978年生まれ。2003年女子美術大学絵画科洋画専攻卒業、2005年筑波大学大学院芸術研究科デザイン専攻総合造形分野終了。現在横浜美術大学共通実技科目専任助手。自身の実家が養豚場を経営していることからぶたの作品を制作し展示発表を行う。作家活動としてドローイング、版画、油彩などの平面作品を制作のほかに立体のインスタレーション作品を展開中。
2011年10月30日開催
脇屋 春樹(小1)
大石 瑞季(10)
神山 璃湖(7)
彫刻家・関 孝行 さんを講師に招き、粘土で“にんげん”をつくりました。
二本の足で立つために、体はどうやってバランスをとっているのかな?
足と手、頭と体 よーく観察しながら形を造りました。
最後は皆で発表会!同じ「走る」の動作でも同じものはありません。
それぞれ違った“にんげん”がたくさん出来上がりました。
■講師紹介■
関 孝行(せき たかゆき)
彫刻家。1958年生まれ。1984年東京藝術大学大学院彫刻専攻修士課程終了。1986年~2010年にかけて個展、企画展等多数。設置作品:青山こどもの城、上野アメヤ横丁、青葉区庁舎、大阪市千日前、日光市杉並木公園、青葉スポーツセンター前、市ヶ尾駅西口(本を読む猫)、横浜市東戸塚駅前三宅ビル等
2011年11月27日開催
山田 空命(9)
今回のプログラムは針と糸をつかっての造作です。
使い慣れない道具でも丁寧な作業と集中力で
だんだんとイメージを形にしていきます。
フェルトや毛糸の素材を活かして
あたたかみのあるクッションができました。
高羽 真緒(8)
2011年12月18日開催
熊手を飾って福を集めよう!
招き猫・鯛・鏡餅
お正月飾りや色々な材料で
オリジナルの熊手を
作りました。
門松も作って
華やかなお正月を迎えます。
2012年1月29日開催
書家 熊峰(ゆうほう)先生 を講師に迎え
漢字の成り立ちを学びました。
文字のかたちを楽しみました。
◇講師紹介◇
熊峰(ゆうほう)
書家。中国江西省南昌市生まれ。4歳の頃から書を始める。1999年10月、日中文化交流のための来日。仮名文字を学び日中を融合させた独自のスタイルを確立。2010年、上海万博日本館における「書」の総指揮として、日本館における全ての「書」を揮毫している。また同年共同通信社のコラム担当。時事の問題を多彩な文字で表現し、やさしい評論と解説は多くの読者に共感を与えた。