子どものためのアトリエ講座 ハマキッズ・アートクラブ2010年度
子どものためのアトリエ講座
ハマキッズ・アートクラブ2010年度
ハマキッズ・アートクラブは、40年以上「横浜市こどもの美術展」を開催してきた横浜市民ギャラリーによる、子どものためのプログラムです。スタッフのていねいな指導による独自の講座を楽しみながら、創造力やじっくりと作業に取りくむ集中力を育むことができます。
2010年5月23日・6月6日開催
“ガラスカッター”や“くいきり”で、色々な形のタイルを作りました。最初はドキドキした“くいきり”も、段々上手に使えるようになりました。
タイルとタイルのバランスを考えて、、、。
色の組み合わせを考えて、、、。
驚く様な集中力で素敵な作品が沢山できました。
目地を上手に利用して“白”を活かした作品もできました。
高﨑 泰智作(10)
坂井 沙織作(11)
坂田 理緒作(6)
門馬 優那作(4)
松井 有紀作(5)
鈴木 悠祐作(6)
松井 恵利作(9)
2010年7月10日開催
“土ねんど”を使って、踏んだり、叩いたり、ちぎったり・・・
ねんどをぐにゃぐにゃ
いろんな形ができました。
作ったねんどを繋げて、大きな大きな作品ができました。
他にも本物を触りながらねんどで野菜を作ってみたり、
お母さんやお父さん、ネコ…いろんな顔を作りました。
◆講師紹介◆
廣島佐映子(ひろしま さえこ)
横浜美術館子どものアトリエから誕生したこども造形ワークショップユニット「うめぐみ」を主宰。横浜市民ギャラリーあざみ野、せやまるハウスなど公共施設にてこどものためのワークショップを多数開催。
2010年8月25日開催
和紙を色々な形にちぎって、貼って
自分だけの柄を作りました。
ランプの明かりを点けてみると…
温かな和紙ならではの作品に皆でうっとり
素敵なランプシェードができました。
2010年9月23日開催
山本 啓輝 作(7)
松井 恵利 作(9)
久米 一生 作(5)
切って、貼って、彫って、塗って・・・
楽しいメッセージボードをつくろう!
コルクボードを色んな形に切って、土台を素敵にデコレート。
個性的で楽しいメッセージボードが沢山できました。
「彫刻刀」が初めてのお友達も…
彫り方を表現に合わせて工夫することができました。
2010年10月10日開催
ニューアート展2010 関連企画
ゲストについて
赤羽史亮(あかはね ふみあき)
1984年長野生まれ。2008年武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒業。代表的な個展に2009年「輝く暗闇」(magical,ARTROOM/東京)、グループ展に2007年「トーキョーワンダーシード2007」(トーキョーワンダーサイト/東京)、同「WORMHOLEepisode9」(magical,ARTROOM/東京)、2010年「Power of painting」(island/千葉)、「表現者蹶起集会」(エーデルプラッツェビル他/大坂) など
ニューアート展2010「描く-手と眼の快」
出品作家の赤羽史亮さんをゲストに、
みんなで楽しみながら描きました。。
筆は使わず指を使って…
手全体を使って描くお友達や、指先や爪を使ってとても細い線を描くお友達もいました。
他にも、絵の具を盛り上らせたり、絵の具をのばして他の色と交ぜてみたりしました。
何色を使おうかな?
どうやって描こうかな?
最後は作品を飾って、赤羽さんに一人ずつコメントをしてもらいました。
2010年12月7日開催
大きな大きな紙を使って、ツリーの土台から自分たちでつくりました。
綿やフェルト、リボンやモール、色々なものを使いました。
飾りの作り方や貼り方を、自分で考えたり、お友達と相談しあったり
楽しく制作できました。みんな、凝りだして止まらない・・・
1人1人違ったオリジナルのクリスマスツリーができあがりました。
最後は先生と一緒に作品を作って
がんばった所やむずかしかった所、こだわった所を発表しました。
堀 篤子(ほり あつこ)
1957年岐阜県生まれ。1980年武蔵野美術大学造形学油絵科卒業後、座間市立東中学校に2年間美術教諭として勤務。1987年から2005年にかけ絵画教室アトリエ・レインボー主宰。その後現在に至るまで専門学校非常勤講師を勤める。絵画教室では、水彩や色鉛筆を使った絵画を中心に、身近にある材料を使った工作、工芸を制作指導、展覧会を行う。工夫して楽しもうがモットー。自身の活動は、油彩画個展、グループ展、CGイラストによる本の挿絵、表紙画、ブログイラストなど。
2010年12月18日開催
屏風をつくってお正月を飾ろう
今回は筆と墨をつかって、屏風を作りました。
いつも絵を描く時に使う筆とは、ちょっと違う書道筆を使って…
初めて書道筆を持つお友だちが、たくさんいました。
筆の持ち方・使い方から、少しずつ筆と仲良くなりました。
書道筆も初めてなら、もちろん墨が初めてのお友だちも。
「黒だけじゃ描けないよ」なんて言っていた子も、考えながら、墨の濃淡を作ったり、にじみを工夫したり。
最後は皆がそれぞれ、頑張ったところや工夫した点を発表しました。
日本文化もちょっと学べたかな?
作:松島 大剛(5)
作:神山 璃湖(6)
作:瀧上 蕗(4)
2011年1月23日開催
今回は“想像の動物”をテーマに、彫刻刀を使ってオリジナルの動物を描いていきました。
細い線や太い線・なみなみの線など線によって、力の入れ方も工夫します。色を入れる時には、水の配分にも気をつけて…
“版画”の仕組みを理解しながら、作品を仕上げていきました。
講師について…
大野 隆司(おおの たかし)
1951年、東京都葛飾区生まれ。30歳の頃、谷中安則(1897~1946)の木版画を知り、深い感銘を受ける。NHKで紹介されて以来版画家として自立。画文集に『ねこのおくりもの』(新潮社)『星のおじいさま』(主婦の友社)等がある。15年ベルリンのアトリエ&ギャラリー「オコ」オープン記念の個展開催。読売新聞社連載「北村薫のミステリの小部屋」、「小谷真理のファンタジー&SF玉手箱」挿絵担当。07年から作詞にも取り組む。09年NHKハート展に出品。また、07~09年には大佛次郎記念館で版画体験ワークショップを開催した。