横浜市民ギャラリーU35若手芸術家支援事業 「-・・」

概要

横浜市民ギャラリーでは「U35若手芸術家支援事業」として、将来を担う作家に対する発表の場や広報協力の支援を展開しています。同事業の展覧会として、主催:濵本奏「-・・」(チョー・タン・タン)を開催します。

第二次世界大戦終戦間近の夏、横須賀の野比海岸では、ある特別な訓練が行われていた。
頭上を通過する敵艦隊に機雷を撃ち込むために、来る日も来る日も海底に潜る少年たちがいた。
ある夏、私は彼らの手記を頼りに、横須賀で撮影とフィールドレコーディングを行なった。
私は、彼らが海底から海面へ送ったモールス信号を受け取り、2025年から応答することを試みる。
海底の特攻隊「伏龍」をテーマにした写真と音のインスタレーション

日程

開場時間

(※初日は16:00から、最終日は15:00まで)

休館日
会期中無休
入場料
入場無料
会場

横浜市民ギャラリー 展示室B1F

〒220-0031 横浜市西区宮崎町26番地1

主催
濵本奏
共催
横浜市民ギャラリー(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団/西田装美株式会社 共同事業体)

作家プロフィール

濵本 奏 HAMAMOTO Kanade
2000年、神奈川県生まれ。人やものや土地が持つ「記憶」を主なテーマに、壊れたカメラを用いた撮影方法や、ミクストメディア的な手法を導入して制作をおこなう。主な展覧会に「midday ghost」OMOTESANDO ROCKET、STUDIO STAFF ONLY、2020年)、「VANISHING POINT」(渋谷ヒカリエ8/、2020年)、「autonoetic」(神保町テラススクエア、2020年)、「Heimat loss」(福島県南相馬市教育委員会主催 アーティストインレジデンス「群青小高」、2021年)などがある。主な出版物に『midday ghost』(2020年)、『VANISHING POINT exhibition in liminal zone』(2022年)がある。
(2025年6月24日 更新)