横浜市民ギャラリーコレクション展 絵をよむ

概要

「横浜市民ギャラリーコレクション展」は、当ギャラリーの収蔵作品を年に1度公開する展覧会です。
当ギャラリーには、1964年に開館して以来開催した展覧会の出品作品をはじめ、横浜にゆかりのある作家の代表的な作品を中心に日本画、油彩画、版画、写真、素描、彫刻など、1,200点を超える作品が収蔵されています。
今回は「絵をよむ」というテーマのもと、当ギャラリーの日本画と油彩画のコレクションの中から38作家・43作品を選りすぐり、絵画を読み解くことから始まる鑑賞を楽しんでいただきます。絵画には様々なものが描かれ、その画面が構成されています。作家が何を意図してそのモチーフを選び取ったのか、またどうしてこのように表現したのか。モチーフの組み合わせにはどのような意味が秘められているのか。ワークシートのキーワードなどを頼りに、絵に描かれたイメージを自由に解釈して、「絵をよむ」楽しさを体験していただけると幸いです。
★鑑賞ワークシートを無料配布します。

[出品作家]
浅見信夫、伊澤美都子、市川勉、伊藤三喜庵、今関一馬、入江正巳、岩田栄之助、牛田雞村、江見絹子、大山鎮、岡村芳男、岡本唐貴、鎌田方晴、川村信雄、北久美子、坂口登、阪本文男、櫻庭彦治、志村計介、芹沢龍吉、高間惣七、竹中恵美子、田澤茂、田島奈須美、田中岑、土井俊泰、長宗希佳、中村好宏、浜田三郎、林敬二、兵藤和男、平野杏子、福島瑞穂、福地敬二、古川益弘、益井三重子、緑川廣太郎、四谷十三雄

浅見信夫《花 (品濃一里塚)》1988年/紙本着色/80.0x100.0cm

伊藤三喜庵《文楽の人形たち》1982年/紙本着彩、墨彩/134.7×175.3㎝

入江正巳《春光(三渓園燈明寺本堂)》1988年/紙本着彩/65.4×91.2㎝

牛田雞村《関内》1926年/絹本着彩/63.3×100.3㎝

牛田雞村《藁街の夕(「蟹港二題」より)》1926年/絹本着彩/63.0×112.8㎝

牛田雞村《蛮船の泊(「蟹港二題」より)》1926年/絹本着彩/62.1×112.9㎝

鎌田方晴《虹》1972年/紙本着彩/151.5×181.9㎝

田澤茂《ベイブリッジ建設風景》1988年/油彩、キャンバス/117.5×91.7㎝

土井俊泰《朝の埠頭》1988年/油彩、キャンバス/91.2×117.0cm

長宗希佳《称名寺を眺む》1988年/油彩、キャンバス/116.7×80.9㎝

林敬二《横浜港》1988年/油彩、キャンバス/91.0×116.0㎝

益井三重子《風薫る》1988年/紙本着彩/128.0×72.0cm

日程

開場時間

入場料
入場無料
会場

横浜市民ギャラリー (1974年7月~2013年3月) 3階C展示室

横浜市中区万代町1-1 教育文化センター内

主催
横浜市民ギャラリー(財団法人横浜市芸術文化振興財団)
後援
横浜市神奈川新聞社tvk(テレビ神奈川)RFラジオ日本FMヨコハマ横浜市ケーブルテレビ協議会

関連イベント

出品作家・田澤茂のスペシャルトーク

自作のみならず友好を結ぶ出品作家の作品についても、エピソードを交えながらお話ししていただきます。

 

日時:2007年3月10日(土) 14:30~16:00
会場:横浜市民ギャラリー3階C展示室
講師:田澤茂(新制作協会会員)
申込方法:申込不要

学芸員によるギャラリートーク

牛田雞村の作品を中心に

 

日時:2007年3月11日(日) 15:30~16:00
会場:横浜市民ギャラリー3階C展示室
申込方法:申込不要

「ニューアート展2006 糸と布のかたち」出張ワークショップ作品展示

2006年9月29日から10月22日に開催した「ニューアート展2006 糸と布のかたち」の関連事業として、出品作家眞田岳彦さんが横浜市立永田小学校(南区)でワークショップを行いました(横浜市芸術文化教育プログラム連携事業)。このワークショップで子どもたちが制作した作品をコレクション展の会場内で展示します。企画・展示は当ギャラリーのボランティアの皆さんが中心となって行います。

開催レポート

入場者数:4,003名
出品点数:43点
ボランティア参加者数:46名(のべ173名)

関連資料