今日の作家展2004 人間のこころをめぐる表現

概要

このたび、横浜市民ギャラリー、金津制作の森、文化フォーラム春日井・文芸館では、「今日の作家展2004 人間のこころをめぐる表現」を開催します。
本展は、横浜市民ギャラリーが1964年の創立時から開催してきた「今日の作家展」シリーズを、昨年に引き続き各館の共同開催の形に発展させたもので、より広い地域の皆様にご覧いただくことを願ったものです。
「私は、私をとりまく世界とどのように関わってゆくのか」という問いは、人間が生きていく上での根本的なテーマです。しかし、国境や家族といった既存のボーダーがしだいに希薄化していく現代の社会においては、「私」の拠って立つところの不確かさゆえ様々な心の問題がおきているようにも思われます。本展では、同時代に生を受けた私たちのこころの奥にある喜怒哀楽や情念を、深いまなざしで見据えている作家を紹介します。技法も主題へのアプローチも大きく異なる4名の作家の表現を、ご高覧ください。

※金津制作の森(2004年4月17日~5月23日)、文化フォーラム春日井・ギャラリー(2004年5月28日~6月27日)に巡回

[出品作家]
智内兄助、橋口譲二、森脇正人、楊暁閩
日程

開場時間

休館日
会期中無休
入場料
一般(18歳以上)500円*18歳未満無料
会場

横浜市民ギャラリー (1974年7月~2013年3月) 3階展示室

横浜市中区万代町1-1 教育文化センター内

主催
「今日の作家展2004」実行委員会横浜市民ギャラリー
協賛
ゼラテックスジャパン
助成
財団法人地域創造
後援
神奈川新聞社NHK横浜放送局TVKテレビRFラジオ日本FMヨコハマ横浜市
協力
ペンタックス株式会社
備考
[発行物]
題名:『今日の作家展2004 人間のこころをめぐる表現』図録
体裁:210×275㎜、350g、96p、カラー図版多数
目次:
 ごあいさつ
 石山陽子「人物表現からみえてくるもの」
 内山淳子「人間がそこにわたしがそこにいること」
 肥田木朋子「人のこころに感じる」
 図版、作家略歴、出品リスト
編集:横浜市民ギャラリー
デザイン:N.G.inc(永井裕明、栗原幸治)
撮影:熊谷順、内藤一、飯村昭彦、龍野倫
印刷:野崎印刷紙器株式会社
発行:「今日の作家展2004」実行委員会

関連イベント

ギャラリートーク

日時:2004年2月28日(土)14:00~智内兄助/15:15~森脇正人、3月6日(土)14:00~橋口譲二/15:15~楊暁閩
会場:横浜市民ギャラリー3階展示室
申込方法:申込不要
参加費:参加無料

開催レポート

入場者数:1,218名
出品点数:56点
ボランティア参加者数:45名(のべ336名)

関連資料