今日の作家展2006 一丁目一番地 はまのくらし 街・人・アートをつなぐワークショップと展示

概要

「一丁目一番地 はまのくらし」は、文化・観光拠点としての開発めざましいエリアとは少しおもむきの異なる、もう一つの横浜の表情、ふるくからの横浜の街に暮らす人々、日常の暮らしに焦点を当てる展覧会です。
昭和40年代まで路面電車が走っていた中区、磯子区、南区、西区、保土ヶ谷区、鶴見区、神奈川区などの区域には、明治以降、人々の生活や労働と共に発展してきた、商工業地や住宅地があります。親子三代以上にわたり、移りかわる街の風景を見つめてきた「ハマっ子」も多いエリアです。「みなとみらい」などの新しい市街を「ハレ(祝祭)」の場だとすれば、これらのエリアは、淡々とした生活時間の中で、個人や家族の無数の喜怒哀楽の日々が繰り返されてきた、「ケ(日常)」の場ともいえるでしょう。 本展では、この日常の暮らしを照らし、アーティストが街なかでのワークショップや、展示室での展示を行います。街の人々と共に、横浜の日常の豊かな表情に気づき、「国際都市」「ミナト」といったイメージだけではない、街の魅力を再発見します。そして、日常を異化するアートの力について、楽しみながら考えていきます。

[出品作家]
田添かおり、森日出夫、平町公、荒野真司(齋藤久夫とのコラボレーション)
日程

開場時間

休館日
会期中無休
入場料
一般(18歳以上)500円 ※18歳未満無料
会場

横浜市民ギャラリー (1974年7月~2013年3月) 3階展示室

横浜市中区万代町1-1 教育文化センター内

主催
横浜市民ギャラリー
協賛
EPSON
助成
読売新聞社美術館連絡協議会花王株式会社
後援
横浜市神奈川新聞社NHK横浜放送局 tvk(テレビ神奈川)RFラジオ日本FMヨコハマ横浜市ケーブルテレビ協議会
協力
白鳥運輸株式会社滝口木材株式会社氷川丸マリンタワー株式会社南区寿東部地区連合町内会横浜橋通商店街協同組合南区寿東部青少年指導委員協議会

関連イベント

縁台のある風景をつくろう

1人1台木の縁台を作ります。また、作家とともに横浜橘通り商店街周辺に縁台を設置しに行き、「縁台のある風景」を作ります。

 

日時:2006年2月11日(土)10:30~16:00頃/12日(日)10:30~16:00頃
会場:大通り公園(晴天の場合)
講師:荒野真司
定員:各日20名(18歳未満要引率)
対象:小学生以上
申込方法:はがき、Eメール、電話
申込締切:1月23日(月)
参加費:3,000円

根岸掘割川奇譚

掘割川をめぐる想像の物語を皆で作りながら、アーティストがゼロから作品に挑む現代美術の「プロセス」を体験します。

 

日時:2006年1月7日(土)16:00~18:00、1月8日(日)または9日(月・祝)11:00~16:00頃、1月15日(日)13:00~16:00頃、2月20日(月)13:00~16:00頃
講師:田添かおり
定員:15名
対象:18歳以上
参加費:2,800円

私はハマっ子~私と横浜の街をつなぐ大きな絵を描こう!

作家と共にマリンタワーや中華街を歩き、それを手がかりに親子で大きな横浜の絵を描きます。

 

日時:Aグループ:2006年2月26日(日)10:00~16:30、3月4日(土)13:30~16:30/Bグループ:2月26日(日)10:00~16:30、3月12日(日)13:30~16:30
講師:平町公
定員:24名(Aグループ・Bグループ各12名ずつ)
対象:Aグループ:小学1~4年生と保護者/Bグループ:小学5~中学3年生と保護者
申込締切:1月23日(月)
参加費:2,000円

自分だけの写真集を作ろう~街を撮る~

横浜の街をテーマに写真集を作成します。作家と共に街を歩き、見慣れた風景を新鮮な目で見つめ直します。

 

日時:2006年2月24日(金)11:00~16:00、3月10日(金)または11日(土)11:00~16:00
講師:森日出夫
定員:24名
対象:18歳以上
申込締切:1月23日(月)
参加費:3,000円

開催レポート

入場者数:814名
出品点数:96点
ボランティア参加者数:のべ364名(49名)

関連資料