福島桜紀行

概要

富岡町の「夜ノ森の桜」、日本三大桜のひとつ三春町の「滝桜」、東北に桃源郷ありと言われる「花見山」、そして会津地方の田園地帯に咲く種まき桜―。福島県では4月上旬に太平洋側のいわきで桜が咲き始め、1ヶ月以上かけて県内を横断し、5月の連休が終わった頃、会津地方の裏磐梯に春の訪れを告げます。東日本大震災以後の福島県内を桜前線と共に移動しながら、桜のある風景と桜に思いを寄せる人々の声を集めた短編ドキュメンタリー「福島桜紀行」。この短編映画の上映と、写真や紀行文の展示を行います。東北地方に住む人々の暖かい人柄や、美しい原風景といった本来その土地が持っていた魅力、そして発生から5年が経ち、県外では風化しつつある震災の現状を描写します。

日程

開場時間

(最終日は17:00まで)

休館日
なし
入場料
入場無料
会場

横浜市民ギャラリー

〒220-0031 横浜市西区宮崎町26番地1

主催
短編映画「福島桜紀行」制作・上映プロジェクト
共催
横浜市民ギャラリー(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)
後援
NPO法人20世紀アーカイブ仙台、NPO法人まちづくりNPO新町なみえ、(株)オガス、浪江桜の会
協力
(株)シグマ

関連イベント

「福島桜紀行」上映+トーク ドキュメンタリーの現場で

「福島桜紀行」を制作した鉾井喬さんは、NHKにカメラマンとして勤務していた2011年、仙台平野を襲う津波をヘリコプターから中継空撮した経験を持ちます。その後福島に拠点を置きながらの作家活動を通して考えた「記録すること」「伝えること」についてお話を伺います。

2016年4月10日(日)14:00~15:30

横浜市民ギャラリー4階アトリエ

出演:鉾井喬(美術家・映像作家)

参加無料・申込不要 ※直接会場にお越しください。

主催:横浜市民ギャラリー(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)

展覧会受付ボランティア募集

会期中に展覧会の受付をしてくださる方を募集します。

2016年4月6日(水)~10日(日) 10:00~12:30/12:30~15:00/15:00~18:00

活動を希望される方は電話、メール、FAXのいずれかで横浜市民ギャラリーまでお問合せください。

※受付を終了しました。

作家プロフィール

鉾井喬 HOKOI Takashi
1984年川崎市生まれ。2008年筑波大学芸術専門学群卒業。2010年東京藝術大学大学院美術研究科デザイン専攻修了。NHKにカメラマンとして勤務していた2011年、東日本大震災で仙台平野を襲う津波をヘリコプターから中継空撮。福島県内で津波被害、原発事故の取材撮影にあたる。2013年退職後、福島県内にて作家活動を本格化。主な展覧会に2014年「アラフドアートアニュアル2014」(土湯温泉/福島)など。
(2021年4月1日 更新)