Sortie de Couleur E ©Yokohama Civic Art Gallery

Sortie de Couleur E
園山 晴巳
そのやま はるみ

■ 制作年:1990年
■ 技法・材料:リトグラフ
■ サイズ [縦×横×奥行]:65.9 × 90.7cm
■ 作品番号:PR-138
■ 分野:版画

※「横浜画廊散歩」2019年9月号に掲載

園山は1950年福岡県生まれ、1972年東京造形大学絵画科卒業。1976~1978年に文化庁在外派遣芸術家研修員としてフランス、アメリカに滞在。1979初個展。1976年日本版画協会第44回展新人賞、1989年第3回和歌山版画ビエンナーレ買上賞、2011年ガンラン国際版画ビエンナーレ国際大賞はじめ国内外の展覧会への出品、受賞多数。また国内外の美術館で作品が収蔵されています。

リトグラフで写実的な描写をおこなう園山は、70年代に紐を描いた作品で注目を集め、80年代のインク缶をテーマにしたシリーズを経て、90年代にはフランス語で「流れ出る」という意味の「Sortie de Couler」シリーズを手がけました。本作はその一つです。前シリーズ同様インク缶も登場しますが、そこから流れ出る絵具の鮮やかな色彩や流れ出る様子により注目がなされた作品が多く、本作ではシンクに缶が浸かり、水面と中の図像が揺らぐ様が克明に描かれています。2000年代に入ると一転して作家は白い布を主題とし、制作を続けています。

横浜市民ギャラリーでの展覧会:
1992年 「横浜コンスタンツァ美術交流展」