©Yokohama Civic Art Gallery

浅見 信夫 あさみ のぶお
《花(品濃一里塚)》

制作年:1988年
技法・材料:紙本着彩
サイズ:80.4× 100.2 cm

※「横浜画廊散歩」2018年9月号に掲載

1934年横浜生まれ。高校生の頃に近所に住んでいた日本画家・中島清之(1899-1989)の助言を受け、日本画を志し東京藝術大学に学びます。1957年同大学日本画科卒業、同年日本美術院展に初入選。1958年東京藝術大学専攻科修了。1961年日本美術院院友。20年ほど高等学校で教員をしながら制作を続け、その後は教育委員会を経て横浜市市民文化室で横浜美術館の建設にも携わりました。

浅見は仕事の傍ら制作するために、風景や静物をそれぞれスケッチし、画面上で組み合わせる方法で描きました。本作に描かれているガラスの花瓶は教職時に教え子から贈られたものだそうです。一里塚は江戸時代に東海道に設けられた一里ごとの距離を示すための塚で、品濃一里塚は東海道を挟み二つの塚が残っています。数種の樹木が生い茂り木陰を成す様、また前景のテーブルクロスと花瓶、そこに活けられた花のいずれもが丁寧に観察され描きこまれています。

横浜市民ギャラリーでの展覧会:
1967年 「第1回新人の美術招待展」
1981年 「第5回春雷展」
1982年 「横浜上海交流展」
1990年 「横浜オデッサ美術交流展」

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