大人のためのアトリエ講座 2016年度後期

大人のためのアトリエ講座

大人のためのアトリエ講座は、専門的な創作活動やレクチャーを体験することができるプログラムです。

会場:横浜市民ギャラリー4階アトリエ

YCAG音祭り2016リレーションシップ2 舞台美術をひもとく

オペラやバレエなど、国内の第一線で活躍する舞台美術家が、現場の裏側を紹介しながら舞台美術について語ります。講座にあわせて、実際の舞台制作の過程で使用された舞台デザイン模型(プロトタイプ)を数点展示します。これは一般のお客様には目に触れる機会のない、非常に珍しいものです。
音楽ファン、美術ファン両方が楽しめる、「横浜音祭り2016」期間だからこそお届けできるスペシャルレクチャーです。

11/6[日] 14:00~16:00
講師
鈴木俊朗(舞台美術家)
定員
50名(応募多数の場合は抽選)
参加費
1,000円
申込締切
10/22 [土] 必着
※受付を締切ました

※締切後、当選の連絡を受けた方が講座に参加できます。

歌劇『竹取物語』©鈴木俊朗

共催:横浜アーツフェスティバル実行委員会

YOKOHAMA OTOMATSURI

よく観て描く―細密画家と学ぶ、デッサンと着彩

対象をよく観察し緻密に表現する、細密画家の石田淳一さんに学ぶデッサンの基本と着彩の講座です。静物をモチーフにじっくりと制作に取り組みます。

講師より

絵というものは、自分で見て自分で描く…と言う事は周知の事実です。その中にあって、デジタル機器や利便性の高さが先行した現代では、この『当たり前』に触れる事にこそ、人間の本来的な実感することや感動が潜んでいます。視る事、描く事を通して一枚の『作品』づくりを楽しみましょう。

講師参考作品

1回目 11/17………デッサン・水彩の解説、鉛筆によるグラデーションチャート作成
2回目 11/24………モチーフを描く(デッサン)
3回目 12/1………水彩の混色実践とグラデーションによるカラーチャート作成
4回目 12/8………モチーフを描く(デッサン+着彩)
5回目 12/15………モチーフを描く(デッサン+着彩)
6回目 12/22………モチーフを描く(デッサン+着彩)、額入れ
全て木曜日 13:30-16:00
講師
石田淳一(画家)
対象
15歳以上
定員
20名(応募多数の場合は抽選)
参加費
15,000円(全6回分、材料費込)
申込締切
10/27 [木] 必着※受付を締切ました

※締切後、当選の連絡を受けた方が講座に参加できます。

講師参考作品

レクチャー+ワークショップ 手製本でつくる2017年の手帳

古くからヨーロッパに伝わる“手製本”をご存じですか?大量生産のための製本とは異なり、手作業の積み重ねによって紙の束を1冊の本に仕立てていく技術で、製本工芸とも言われます。
今回の講座では、前半のレクチャーで、手製本で仕立てられた本を手に取りながら、その背景や技術について学びます。後半は、数種類の紙を好みに組み合わせて、交差式製本という技法で手のなかに収まるあなただけの手帳をつくります。紙を糸で綴じる手作業にじっくり取り組んでみませんか。

12/4[日] 13:00~16:30
講師
本間あずさ(製本家 /「空想製本屋」店主)
対象
15歳以上

参考作品

定員
20名(応募多数の場合は抽選)
参加費
3,500円(材料費込)
申込締切
11/12 [土] 必着※受付を締切ました

※締切後、当選の連絡を受けた方が講座に参加できます。

人体を描く

初日と最終日に講師が来館し、指導・講評をおこないます。作家の描き方に触れながら、参加者のみなさんがそれぞれのペースでヌードデッサンに取り組む講座です。はじめての方も安心してご参加ください。

2017
1回目 1/26………レクチャー、指導
2回目 2/2………ポーズ各種
3回目 2/9………ポーズ各種
4回目 2/16………ポーズ各種、講評
全て木曜日 14:00-16:30
講師
坂本龍幸(画家)
対象
18歳以上
定員
20名(応募多数の場合は抽選)
参加費
8,000円(全4回分)

講師参考作品

持ち物
鉛筆・木炭・コンテ等のデッサン用具(油絵具以外であれば自由です)、
クロッキー帳や木炭紙などの用紙(木炭紙大程度)※各自でご用意ください。
カルトン(画板)、イーゼルは無料貸出
申込締切
1/7 [土] 必着※受付を締切ました

※締切後、当選の連絡を受けた方が講座に参加できます。

映画『未来をなぞる 写真家・畠山直哉』上映+トーク

東日本大震災後、故郷の陸前高田市を撮影する写真家・畠山直哉さんを追ったドキュメンタリー映画『未来をなぞる 写真家・畠山直哉』を上映します。この映画には、畠山さんのこれまでの制作に加え、未曾有の出来事と向き合う写真家の姿が映し出されています。講座では、映画監督・畠山容平さんをお迎えし、映画を撮ることや撮影の裏話についてお話をうかがいます。

2017
2/12[日] 14:00~16:00

『未来をなぞる 写真家・畠山直哉』より

講師
畠山容平(映画監督)
※当初出演予定だった畠山直哉さんは、都合によりご出演できなくなりました。
定員
50名
参加費
無料

※申込不要
※直接会場にお越しください。

講師紹介

鈴木俊朗すずき としあき

北海道出身。武蔵野美術大学芸能デザイン学科卒業。演出家・栗山昌良氏に抜擢され、美術担当として氏のもとで多くの作品に参加。「さまよえるオランダ人」(演出:蜷川幸雄)、バレエ「ドン・キホーテ」(演出振付:熊川哲也)等、現代感覚あふれる舞台を創出する他、演劇、ミュージカル、コンサート、オペラ、バレエなどの古典から現代まで幅広く舞台美術を手掛ける。東宝舞台株式会社企画開発部デザイン課勤務。

石田淳一いしだ じゅんいち

1981年埼玉県生まれ。2004年日本大学芸術学部美術学科卒業。卒業制作が学部長賞・生産工学部賞を受賞。2005年白日展新人賞を受賞(2003年から2015年まで同会所属)。個展に2007年「石田淳一個展」(ギャラリー元町/横浜)、2010年「石田淳一展」(美岳画廊/銀座)、グループ展に2010・2014年「N+N展」(練馬区立美術館/東京)、2014年「前田寛治大賞展」(日本橋髙島屋/東京、倉吉博物館/鳥取)、他多数。「石田淳一絵画教室」を主宰。

本間あずさほんま あずさ

1983年茨城県生まれ。2007年東京外国語大学外国語学部卒業。大学在学中の2005年より、都内の工房にて手製本を学ぶ。編集職を経た後、2010年「空想製本屋」を屋号に製本家として独立。2011年、半年間スイス・アスコナの製本学校で再び学ぶ。現在は、東京都武蔵野市にアトリエを構え、少部数の受注製本、製本教室、ワークショップなど活動中。手製本リトルプレスMONONOME PRESSを主宰。
空想製本屋 http://honno-aida.com/

坂本龍幸さかもと たつゆき

1982年東京都生まれ。2010年武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻油絵コース修了。卒業制作優秀賞受賞。2010-2014年同大学油絵研究室助手。2015年からトーリン美術予備校講師。2008年阪神甲子園球場リニューアル記念レリーフ(テッサン・原型制作協力)。主な個展に2015年「夜の形」(キッドアイラックアートホール/東京)。グループ展多数。パブリックコレクション:信濃デッサン館

畠山容平はたけやま ようへい

1972年横浜市生まれ。映像系の専門学校を卒業後、プロの現場でADとしての経験を積みながら、自主制作活動をする。1999年NPO法人映画美学校にて映画監督・佐藤真に師事し「映画監督って何だ?」メイキング版にて助監督を務める。2011年『テレビに挑戦した男・牛山純一』で監督デビュー。2012年ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展日本館展示「ここに、建築は、可能か」のビデオ映像の撮影と編集を担当。『未来をなぞる 写真家・畠山直哉』が監督2作目になる。

申込方法

<往復はがき><ホームページの申込フォーム><直接来館>
のいずれかでお申込みください。応募多数の場合は抽選です。

往復はがき
ホームページの申込フォーム

上記申込ボタンよりお申込みください。
※受付確認のメールを返信しています。返信がない場合はご連絡ください。

直接来館

横浜市民ギャラリー4階事務室へお越しください。

<申込後の流れ>
抽選結果は申込締切後、全員に「返信はがき」「メール」「FAX」のいずれかでお知らせします。
締切日を1週間過ぎても返信がない場合はお問合せください。
参加費をお振込みいただいた時点で参加が確定します。原則として一旦納入された参加費は返金いたしません。
 ※「舞台美術をひもとく」「映画『未来をなぞる 写真家・畠山直哉』上映+トーク」は、講座当日アトリエ受付にてお支払ください。
より多くの方が参加できるように、無断キャンセルは行わないでください。

<申込共通の注意事項>
お申込は1人1講座につき1通とします。複数の講座に申込む場合は、別々にお申込ください。
定員に達していない場合は、講座開催日の前日まで電話での申込を受付けます(先着順)。
定員が実施可能な人数に満たない場合は、開講を見合せる場合があります。
申込の際に提供された個人情報は、申込された事業にのみ利用し、その他の目的で利用することはありません。

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大人のためのアトリエ講座
2016年度 後期
(4.74MB)