©Yokohama Civic Art Gallery

浜口タカシ はまぐち たかし
《滝頭車庫》

1972年
ゼラチン・シルバープリント

※「横浜画廊散歩」2018年2月号に掲載

浜口は1931年静岡県生まれ。1955年横浜に転居、1956年に日本報道写真連盟に加入し、以後報道写真を撮るようになります。1969年二科神奈川支部が設立されると支部長に就任。横浜美術協会でも長く活躍しています。

滝頭車庫はかつての横浜市内を走っていた路面電車・横浜市電の車庫です。滝頭に車庫ができたのはまだ路面電車が民営だった1912年のことで、1972年に市電が廃止されるまで営業しました。浜口がとらえたのは、無人の車両が何列にも並び連なる様です。市内を駆け巡り市民の足として活躍した市電が休息しているようにも見えます。画面上部には電線がクモの巣のように張り巡らされ、奥行が強調されています。

横浜市民ギャラリーでの展覧会:
1981年 「北海に生きる」
1982年 「横浜上海美術交流展」
1987年 「ドキュメント日本・激動の日々35年」
1990年 「横浜オデッサ美術交流展」
1992年 「横浜コンスタンツァ美術交流展」
1993年 「横浜サンディエゴ美術交流展」

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