©Yokohama Civic Art Gallery

照井四郎 てるい しろう
《曼珠沙華の丘》

1990年
カラー・プリント

※「横浜画廊散歩」2017年9月号に掲載

照井四郎は1948年、秋田県生まれ。和歌山県有田市在住。フォトスタジオを経営する傍ら精力的に作家活動を続けています。1987年「ヤマが消えた」(銀座ニコンサロン)はじめ個展多数。2015年有田市文化功労賞受賞。現在日本写真家協会(JPS)および二科会会員。写真集に『地底の炎は消えた』(日本写真企画、1988年)、『紀の国の川』(IPC、1992年)、『阪神大震災・瞬間証言』(朝日新聞社、1995年)、『神棲む森・熊野』(アガサス、1998年)などがあり、NHK和歌山放送局「あすのWA!。写真館のコーナー」のコメンテーターとしても活躍しています。

照井は1994年阪神大震災、2011年東日本大震災、2011年紀伊半島豪雨、2016年熊本地震、2017年九州北部豪雨など災害の被災状況を記録する一方で、ライフワークとして和歌山県と三重県をまたぐ熊野地方の自然や人々の暮らしも撮り続けています。本作は和歌山県有田川町清水久野原の曼珠沙華を捉えた作品です。丘一面に咲く真っ赤な花が、青く晴れ渡った初秋の空と好対照を成しています。

横浜市民ギャラリーでの展覧会:
1992年「横浜コンスタンツァ美術交流展」

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