©Yokohama Civic Art Gallery

横山晃治 よこやま こうじ
《川は流れて港ヨコハマ》

1990-1991年
ゼラチン・シルバープリント

2016年5月号に掲載

横山晃治は1941年岐阜県生まれ。1947年に静岡に移り、高校卒業後上京、20歳頃より横浜に住んでいます。23歳で東京綜合写真専門学校に入学し写真を学びました。個展に1985年「浦安ランド」(銀座ニコンサロン)、1990年「同級生図鑑」(新宿ミノルタフォトスペース)等、写真集に『平成夫婦百景』(1993年)があり、波止場を描いたスケッチも発表しています。

「川は流れて港ヨコハマ」は、鶴見川や大岡川等横浜市内に流れる川を撮影したシリーズで、本作は相鉄線天王町駅付近の建物上部から帷子川を捉えた光景です。川の両岸にある高層マンションやビルに結び付けられたロープが川を横断し、そこから高い位置に鯉のぼりが下げられています。上から見おろすと、鯉のぼりはあたかも川を泳ぐように勇壮に風にたなびいています。子どもの成長を祈って地域の人々が続けている風習だそうです。

横浜市民ギャラリーでの展覧会:
1992年 よこはまの作家たち’92展
1992年 横浜・コンスタンツァ姉妹都市提携15周年記念「現代日本の版画と写真の展開」展

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